「引っ越すときにダンボールはどれくらい必要?」
「ダンボールってどうやって用意すれば良いか知りたい」
引っ越すときにダンボールは必須アイテムと言えます。
こんにちは!単身赴任パパの“ヒロセユウヤ”です。
ダンボールは効率的に荷造りをするためだけでなく、安全に荷物を運ぶことができるので、とっても便利なアイテムです。
ただ、初めて引っ越しをする方だと「どれだけのダンボールを、どうやって用意すれば良いのか?」と悩むはず。
ダンボールを用意しすぎて、コストが大きくなったり、処分に手間がかかったりするのは避けたいですからね。
このページでは、単身で引っ越す方が知っておくと役立つダンボールのサイズ・数・準備方法を解説します!ぜひ、参考にしてくださいね♪
荷造りをするのに便利なサイズは?
まずはダンボールのサイズについて。
引っ越しで使うダンボールは大きく3つのサイズに分けられることが多いです。
具体的には以下の通り。
種類 | 大きさ(幅+奥行き+高さ) |
---|---|
小(Sサイズ) | 100サイズ(3辺合計:100cm以下) |
中(Mサイズ) | 110〜120サイズ(3辺合計:110〜120cm以下) |
大(Lサイズ) | 130〜140サイズ(3辺合計:130〜140cm以下) |
このようなサイズに分けられます。
なかでもオススメは「Mサイズ」のダンボールです。
Mサイズのダンボールは、ある程度の荷物が入れられるだけでなく、運びやすいというメリットもあります。
逆にSサイズのものだと荷物があまり入らないので、ダンボール数が増えてしまいますし、Lサイズだと大きすぎて運ぶのが大変・・・。
具体的にMサイズで入れられる荷物の目安は以下の通り。
- Tシャツ:30〜45枚
- 長袖シャツ:15〜25枚
- アウター:3〜6枚
Mサイズであれば、1つにこれだけのものを入れることができますよ!
私はLサイズのダンボールを使った経験がありますが、荷物を詰めすぎて重くなったり、サイズも大きくて運びづらかったりと、扱いに困りました・・・(涙)
実際に、引っ越し業者から提供してもらえるダンボールもMサイズのものが多いんですよ♪
ダンボールのサイズ・形は揃えて使おう!
先ほどもお伝えしたように、ダンボールにはいくつかの種類があります。
ただ、実際に引っ越すときには、同じサイズ・形を揃えて利用することをオススメします(個人的にはMサイズで揃えるのがオススメ)。
サイズ・形が揃っていると、荷物の梱包、搬入・搬出がしやすいですからね♪
小さいサイズのダンボールを使うとしても本や食器など、量が増えると重たくなるものを梱包するときだけ。基本的にはMサイズで揃えるのがオススメ!
逆にサイズや形がバラバラだとダンボール数が増えてしまい、引っ越し業者を利用するときには料金が高くなることも・・・。
また自家用車やレンタカーを利用して引っ越しをするときも、サイズや形がバラバラだと、荷物を詰め込むのが大変になり、とっても非効率です!
ですので、ダンボールはサイズ・形を揃えて用意することをオススメしますよ♪
単身の引っ越しに必要なダンボール数
では、一人暮らしの引っ越しでは大体どれくらいのダンボールが必要なのか?
一人暮らしの方が使うダンボール数は10〜15個ほど。
参考として、どれくらいの割合で利用されているのかをまとめたのが次の表です。
個数 | 割合 |
---|---|
9個以下 | 24.6% |
10個 | 29.1% |
15個 | 24.7% |
20個 | 14.1% |
30個 | 5.5% |
40個 | 0.1% |
50個 | 0.7% |
60個 | 0.1% |
70個 | 0.1% |
80個 | 0.0% |
90個 | 0.1% |
参考:https://hikkoshizamurai.jp/report/press003/
このように10〜15個ほどで収まっている方が多いことがわかります。
私がこれまでに引っ越した時でも15個以内には収まっていることが多いです。運ぶ荷物をできるだけ減らせば10個以内でもいけますよ♪
また、既に一人暮らしをしている方は、住んでいる部屋の間取りから、どれだけのダンボールが必要なのかも考えるのもありです。
参考として、以下の表を見てください。
間取り | ワンルーム | 1K〜1LDK | 2K〜2LDK | 3K〜3LDK |
---|---|---|---|---|
9個以下 | 31.3% | 20.8% | 11.8% | 10.0% |
10個 | 31.5% | 28.1% | 15.0% | 12.2% |
15個 | 22.7% | 27.1% | 11.5% | 8.3% |
20個 | 10.2% | 15.3% | 23.4% | 14.1% |
30個 | 3.2% | 6.5% | 23.6% | 15.6% |
40個 | 0.8% | 1.4% | 7.3% | 8.8% |
50個 | 0.2% | 0.7% | 5.6% | 21.4% |
60個 | 0.0% | 0.1% | 1.0% | 5.6% |
70個 | 0.1% | 0.0% | 0.4% | 1.9% |
80個 | 0.0% | 0.0% | 0.3% | 1.3% |
90個 | 0.0% | 0.0% | 0.1% | 0.8% |
参考:https://hikkoshizamurai.jp/report/press003/
このようなダンボール数になるので、用意するときの参考にしてくださいね!
引っ越しのためにダンボールを用意する方法
「実際にダンボールってどうやって用意すれば良いの?」
「できるだけお金はかけたくないな・・・」
このような方のために、ダンボールを用意する方法を紹介します。
具体的には次の3つ。
- 引っ越し業者から提供してもらう
- ホームセンター・ネットショップなどで購入する
- スーパーや家電量販店などでゆずってもらう
それぞれの方法を以下にて詳しく解説していきますね
引っ越し業者からダンボールを提供してもらう
まず、引っ越し業者を利用する場合、ダンボールを無料で提供してもらえるケースが多いです。
これはサービスの一環としてだけではなく、引っ越し業者としても、同じサイズ・形のダンボールで荷造りをしてもらった方が、効率的に作業ができるという理由もあります。
ただし、どの業者を利用するかによって、無料でもらえる枚数は異なるので要注意!
また単身パック(専用のコンテナボックスで荷物を運んでもらうサービス)では、ダンボールを無料でもらえないケースがほとんど!
逆に単身パックで業者にダンボールを依頼すると、有料になることが多いので気をつけてくださいね。
具体的に代表的な引っ越し業者では以下の通り。
業者名 | 通常プラン | 単身パック |
---|---|---|
アーク引越センター | 最大50枚 | – |
アート引越センター | 最大10枚 | – |
アリさんマークの引越社 | 最大50枚 | – |
ヤマトホームコンビニエンス | – | 単身者向け引越サービス:有料 |
サカイ引越センター | 最大50枚 | 小口便引越サービス:有料 |
日本通運 | 当日便:最大10枚 | 単身パックS・L:有料 |
ハート引越センター | 最大50枚 | – |
※通常プランは単身プランでの枚数です(ファミリープランではありません)。
このように利用する業者・プランによって「ダンボールを何枚もらえるか?」「無料か、有料か?」が異なることを知っておいてください。
単身パックを利用するなら、自分で用意した方がコストを安く抑えられますよ♪
なお、業者はあなたの荷物量に対して、少し多めにダンボールを用意してくれます。
仮にダンボールを全て使わなかった場合は、引っ越し当日に回収をしてもらえるので、自分で処分する必要はありません。ご安心を♪
また業者によっては、引っ越し後に荷造りで使ったダンボールを、無料で回収・処分してくれるところもあります。
ダンボールの処分は地味に手間がかかるので、荷ほどきが終わったら、引っ越し業者に回収してもらうのがオススメですよ!
引っ越し業者からダンボールをもらうときの2つの注意点
ここで引っ越し業者からダンボールをもらうときに気をつけて欲しいことを紹介します。
具体的には次の2つです。
- 契約前に置いていったダンボールには要注意!
- キャンセルした場合は、利用分が請求される
引っ越し業者から提供されるダンボールは、基本的に契約後にもらえます。
ただし!なかには契約前(訪問見積もりのタイミングなど)に、あなたの家にダンボールを置いていこうとする業者もあるので要注意!
このような業者は非常に厄介・・・。
仮に契約前に置いていったダンボールを使ってしまうと「ダンボールを使っているなら、契約してもらわなければ困ります」と言ってくるケースもあるんです。
くれぐれも契約前に業者が置いていったダンボールには気をつけてください。
強引に契約をしようと、契約前にダンボールを置いていく業者は選ばない方が良いですよ・・・。
また、契約後にもらったダンボールでも、何かしらの事情で契約をキャンセルすることになったときには、利用した分は費用を請求されるケースが多いです。
具体的にサカイ引越センターでは以下のようなルールになっています。
参照:http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/faq/entry8.html
このように利用した分は費用が請求されるだけでなく、使わなかったものは郵送・宅急便(自費)で送らないといけません。覚えておいてくださいね。
ホームセンター・ネットショップなどで購入する
「単身パックだから、業者からダンボールをもらえない」
「業者からのダンボールだけじゃ足りない・・・」
このような方は、自分でダンボールを用意してください。
自分でダンボールを用意するときには「ホームセンターやネットショップなどで購入する」という方法があります。
具体的には以下の場所でダンボールを購入できます。
- ホームセンター
- ネットショップ(ダンボール専門店・Amazonなど)
- 100円ショップ
- 郵便局や宅配業者の営業所
このような場所でダンボールを購入できることを知っておいてくださいね。
うちの近所のホームセンターはこんな感じで売られていました♪
なお、ダンボールの料金はサイズごとで異なります。
大体の料金相場は以下の通り。
サイズ | 単価/個 |
---|---|
S(100サイズ) | 100円〜 |
Mサイズ(120サイズ) | 120円〜 |
Lサイズ(140サイズ) | 200円〜 |
1人暮らしの場合だと、荷造りをするのに10〜15枚のダンボールが必要になります。
例えば、Mサイズのダンボールを10〜15枚購入すると、送料と合わせて3,000円〜4,500円ほどのコストがかかってしまうわけです。
ダンボールだけで、結構なコストになってしまいますね・・・。
ただし、個人的には自分でダンボールを用意するときには、購入することをオススメしたいです。
ダンボールを購入して用意するメリットは次の通り。
- サイズ・形を揃えることができる
- 新品なので傷や汚れがない
- ネットショップで購入すれば自宅まで郵送してもらえる
このようなメリットから、個人的にダンボールは購入して用意した方が、手軽かつ安全に荷造り・搬出ができるのでオススメします。
ちなみに、購入する場所はネットショップが良いですよ♪
代表的なネットショップとしては「ニューパックどっとこむ」「アースダンボール」「ダンボールワン」があります。
ネットショップをオススメする理由は、先ほどもお伝えした通り、自宅まで郵送してもらえるので、負担がかからずにダンボールを用意できるから。
ただし、ネットショップでは自宅に届くまで時間がかかったり、小ロットだと郵送料でコストが高くなったりすることもあるので、そこだけは気をつけてください。
「どうしてもすぐに必要!」「2〜3枚だけ欲しい・・・」という場合は、ネットショップではなく、ホームセンターなどで購入することをオススメしますよ♪
即日配送をしてくれるネットショップもありますが「◯◯時までに注文が確定した場合のみ」などの条件があるので要注意!
スーパーや家電量販店などでゆずってもらう
自分でダンボールを用意する方のなかには「ダンボールにお金をかけたくない・・・」と考える方もいるはずですよね。
そのような方は、スーパーや家電量販店などで、無料でゆずってもらう方法があります。
具体的には以下の場所でダンボールを手に入れられます。
- スーパー
- ドラッグストア
- 家電量販店
- ホームセンター
このような場所で「余っているダンボールがあれば、ゆずってください」とお願いすれば、ダンボールを無料で手に入れられるんです。
自由に持っていけるお店であれば、大量のダンボールを持っていくときには、一言断りを入れることをオススメしますよ。
この方法であれば、無料でダンボールを手に入れられます。
ただし、お店から無料でダンボールをゆずってもらうときには、次の3つに気をつけてください。
- サイズ・形はできるだけ揃える
お店にあるサイズ・形はバラバラのものが多いです。ただ、できるだけ揃えることが大切!サイズ・形がバラバラだと荷造り・搬出が大変になりますよ。 - 手持ちの穴が空いているものは選ばない
お店のダンボールのなかには、持ちやすいように手持ちの穴が空いているものがあります。ただし、荷物の梱包後に、その穴に手を入れて運ぼうとすると、ダンボールが破れやすいので要注意。 - 汚れていないものを選ぶ
お店からもらうダンボールのなかには、汚れていたり、濡れていたりするものがあります(特にスーパーのもの)。最悪の場合、見えないところに虫の卵が付いていると、新居で虫が湧く原因にも・・・。
このようなことを気にしながら、ダンボールをゆずってもらうのがオススメですよ。
ちなみに、個人的にはスーパーやドラッグストアなどでゆずってもらうよりも、ホームセンターやネットショップで購入することをオススメします。
購入した方が、サイズや形が揃ったダンボールを揃えられるだけでなく、新品のキレイなものを利用できるからです。
・・・とはいえ、ダンボールにコストをかけたくないという方もいるはずですので、その辺りは、あなたが何を大事にしたいかで考えてみてくださいね♪
引っ越し代を安くしたいなら、ダンボールの数を減らすべし!
これまでダンボールのサイズ・個数・用意する方法を解説しました。
なんとなく、これからどのようにダンボールを用意すれば良いか、イメージできましたでしょうか?
さて、ここで1つ知っておいて欲しいのが「引っ越し代を安くしたいなら、荷物量(=ダンボールの数)を減らすことが大事!」ということ。
引っ越し業者は運ぶ荷物量に応じて、トラックのサイズや作業スタッフ数を決めます。
そのため、ダンボール数を減らすことができれば、作業スタッフを減らしたり、他の人の荷物と一緒のトラックで運んでもらえたりと、料金を安くできるんです。
さらにダンボール数を減らして、荷物量を少なくできれば、単身パックを利用して、より料金を安くすることもできますからね。
実際に、当サイトで単身の引っ越し経験者100名に「料金を安くするためにやったことは?」というアンケート調査に対して、「荷物量を少なくする」という回答が一番多かったです。
詳しくはこちら→【2023年最新版】単身での引っ越し経験者へのアンケート調査
全体の約40%の人が、引っ越し代を安く抑えるために、荷物量を減らした経験があることがわかりますね♪
また、自分でレンタカーを借りて引っ越すときにも、ダンボール数を減らせば、レンタカーのサイズを小さくできるので、料金は安く抑えられます。
家具や家電がなく、数個のダンボールだけであれば、レンタカーを借りなくても、宅急便で引っ越せるので、さらに料金は安くなるんです♪
このようにダンボール数を減らすことは、引っ越し代を安くするときには、かなり大事なポイントになります。
少しでも安く引っ越したい方は、運んでもらうダンボール数をできるだけ減らすことを意識して、荷造りを進めてくださいね♪
しばらく使っていないものは新居でも使う可能性は低いです。ガンガン処分することで、ダンボール数を減らすのがオススメですよ!
引っ越し後には、ダンボールをすぐに処分しよう!
最後に、引っ越し後のダンボールの取り扱いについて。
新居に引っ越してきたら、できるだけ早く荷ほどきを終わらせて、ダンボールを処分することをオススメします。
・・・というのも、ダンボールを家に残しておくと、部屋のスペースを取るだけでなく、虫が沸きやすくなるからです。
特に嫌いな方が多いゴキブリも、ダンボールを放置しておくことで発生しやすくなるので気をつけてください。
NIKKEI STYLEでは以下のような記事が紹介されていました。
アース製薬の生物研究課課長、有吉立さんによると、段ボールのように厚紙が層をなしている場所はもともとゴキブリのすみかになりやすい。「湿り気を帯びると、ゴキブリにとってはより好環境になる」という。
引用:NIKKEI STYLE(段ボールは害虫に注意 処分は早く、天日干しもOK)より
このように引っ越し後、室内にダンボールを置いておくのはリスクが高い(涙)
ですので、引っ越し後には、すぐにダンボールが処分できるように、荷ほどきを進めていくことをオススメしますよ。
荷ほどきは引っ越してから3日間が勝負!モチベーションが高いうちにやらないと、1ヶ月後にもダンボールが残ったまま・・・ということもあり得ますよ。
なお、引っ越し業者を利用したときには、後日ダンボールを回収してくれる業者もあるので、サクッと荷ほどきを終わらせて、回収をしてもらってくださいね♪
このページのおさらい♪
このページでは一人暮らしの引っ越しで必要なダンボール数・用意する方法などを解説しました。いかがでしたでしょうか?
大事なポイントをおさらいすると、、、
- 荷造りに便利なダンボールはMサイズ(120サイズ)
- ダンボールのサイズ・形は揃えよう
- 一人暮らしで必要なダンボール数は10〜15個
- 引っ越し業者から無料でダンボールを提供してもらえることが多い
- ただし、単身パックではダンボールの提供はないケースが多い
- ホームセンターやネットショップで購入もできる
- お店から無料でゆずってもらうときには、汚れなどに注意
- 引っ越し代を安くしたいなら、ダンボール数を減らそう
- 引っ越し後には、速やかに荷ほどき&ダンボールの処分を
このようなことをお伝えしました。
引っ越しをするときにダンボールは必須アイテムです。
ダンボールをサクッと用意することができれば、荷造りもスムーズに進めることができ、スムーズに引っ越せます。
このページでお伝えしたことを参考に、あなたの引っ越しに必要なダンボールをサクッと用意してもらえると幸いです!
なお、荷造りをするときのコツについては以下のページで詳しく解説をしています。興味がある方は、こちらもぜひご覧ください♪
あなたの引っ越しがサクッと終わることを心から応援しています!ここまでお読みいただき、ありがとうございました。