「宅急便でも引っ越すことはできる?」
「宅急便だと、お金がいくらかかるか知りたい。。。」
こんにちは!単身赴任パパの“ヒロセユウヤ”です。
一人暮らしをはじめたいけど、引っ越しにはできるだけかけたくない・・・という方も多いはず。
そのような方にオススメなのがヤマト運輸や郵便局の「宅急便(宅配便)」を利用しての引越しです。
荷物がダンボール数個だけだと、数千円〜1万円以内で引っ越せます。
特に、初めて実家から出て、一人暮らしをする方や、単身赴任で荷物が少ない方などには、かなりオススメの引っ越し方法なんです。
・・・とは言え、荷物量が多かったり、距離が遠かったりすると、引っ越し業者やレンタカーを利用した方が安くなることも。
このページでは宅急便(宅配便)を利用して引っ越しをする方法や費用、他の引っ越し方法との比較を詳しく解説します。
宅急便での引っ越しについて知ろう
まずは宅急便での引っ越しについての基本情報をお伝えします。
そもそも宅急便は「宅配業者によって、小型の荷物を配送してもらうサービス」のこと。
宅急便サービスを提供している代表的な宅配業者としては以下の通りです。
日本国内の代表的な宅配業者
- ヤマト運輸「宅急便」「宅急便タイムサービス」
- 佐川急便「飛脚宅配便」「飛脚航空便」
- 日本郵便「ゆうパック」
- 西濃運輸「カンガルーミニ便」「カンガルー通販便」
- 福山通運「フクツー宅配便」「パーセルワン」
これ以外にも様々な業者が宅急便サービスを提供しているんです。
宅配業者によって「宅急便」「宅配便」「通販便」など、様々な呼び方でサービスが提供されています。
ちなみに、荷物を送るときには、事前に宅配業者に連絡をしておけば、あなたの家まで荷物を取り(集荷)に来てくれます。
わざわざ宅配会社の営業所やコンビニまで、重いダンボールを持っていかなくても良いので、自分だけでは運べない荷物量でも安心です♪
宅急便を使うメリット・デメリット
次に宅急便を使って引っ越しをするメリット・デメリットを解説します。
まずは宅急便を使うメリットです。
具体的には以下の通り。
宅急便(宅配便)を使うメリット
- 荷物(箱数)が少なければ、低料金で引っ越せる
- 時期によって、料金が変わらない
- 営業所などに運ばなくても、自宅まで荷物を取りに来てくれる
- 希望した日時に配送してもらえる
- 宅配時に荷物が壊れてしまった場合、補償もある
このように荷物量が少なければ、低コストで引っ越せるのが最大の特徴です。
また、荷物はあなたの家まで取りに来てくれる(集荷してくれる)だけでなく、希望した日時に届けてくれるのも大きなメリットと言えます。
どれくらいの料金で荷物を運べるかは、後ほど詳しく解説しますね。
では次に宅急便を使うデメリットについて。
具体的には以下の通りです。
宅急便(宅配便)を使うデメリット
- 荷物(箱数)が多いと、料金が高くなる
- 大型家具・家電は送料が高い
- 梱包資材は自分で用意する必要がある
- 荷物の到着は翌日以降
- 部屋の中での荷物の移動も自分でやらなければいけない
- 荷物の移動で部屋の床や壁を傷付けても補償がない
- 電化製品の付け外しをしてもらえない
このようなデメリットがあります。
特に梱包資材(ダンボールなど)は自分で用意しなければいけないので、それだけコストがプラスになることは知っておいてください。
以上のメリット・デメリットを踏まて、宅急便を利用しての引っ越しは次のような方にオススメです。
- 初めての引っ越しで、運ぶものが洋服と生活用品だけの方
- 進学のために実家を出て一人暮らしをする学生さん
- 家具・家電が備え付けの部屋・寮などに引っ越す方
- 数ヶ月だけの単身赴任で必要な荷物が少ない方
- できるだけ費用を安く抑えたい方
このような方は、宅急便での引っ越しを前向きに検討してみてください(他の引っ越し方法との比較は後述します)。
私も初めて一人暮らしをしたときと、単身赴任で今住んでいる場所に引っ越したときには、荷物が少なかったので宅急便を使いましたよ♪
宅急便で引っ越すときの料金目安
では、宅急便で引っ越すときには、どれくらいのお金がかかるのか?
宅急便は「ダンボールのサイズ・重さ × 個数 × 距離」で料金が決まるのが一般的です。
例えば、ヤマト運輸の宅急便で東京から荷物を送った場合、1個あたりの料金設定は以下のようになっています。
サイズ | 荷物の大きさ | 重さ | 東京・名古屋 | 大阪 | 福岡 |
---|---|---|---|---|---|
60サイズ | 60cm以内 | 2kgまで | 930円 | 1,040円 | 1,370円 |
80サイズ | 80cm以内 | 5kgまで | 1,150円 | 1,260円 | 1,590円 |
100サイズ | 100cm以内 | 10kgまで | 1,390円 | 1,500円 | 1,830円 |
120サイズ | 120cm以内 | 15kgまで | 1,610円 | 1,720円 | 2,050円 |
140サイズ | 140cm以内 | 20kgまで | 1,850円 | 1,960円 | 2,290円 |
160サイズ | 160cm以内 | 25kgまで | 2,070円 | 2,180円 | 2,510円 |
参考:https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/search/payment/size/
このようにダンボールのサイズや重さ、個数、距離によって、料金が異なることを知っていてください。
引っ越し業者で利用されているのは100サイズか120サイズが多いです。
ちなみに、ダンボールが120サイズでも重さが15kgを超えた場合は、重さに合わせたサイズ(140サイズor160サイズ)の料金になります。
例えば、120サイズで重さ18kgの場合は、140サイズの料金になるということ。
ですので、ダンボールに荷物を入れるときには、重さのことも少し意識しながら梱包していくと良いですよ♪
1つのダンボールに荷物を詰め込み過ぎると、新居でダンボールを動かすのが大変になります。できるだけ自分が持ち運びしやすい重さに調整することをオススメしますよ。
お得な割引サービスを利用すれば、さらに安く引っ越せる!
先ほど、宅急便でかかる料金を紹介しました。
が・・・実は宅配業者ごとに用意されている割引サービスを利用すれば、さらに料金を安くできるんです!
例えば、ヤマト運輸では以下の割引サービスが用意されています。
持込割(100円引き/個)
ヤマト運輸直営店・コンビニ・取扱店へ直接荷物を持ち込むと1個につき100円引き
クロネコメンバーズの持込割(50円引き/個)
クロネコメンバーズへの会員登録後、「スマホで送る・ネコピット・C2」のいずれかで送り状を用意してから、ヤマト運輸直営店に持ち込むと、持込割にプラスして1個につき50円引き。
※ネコピット・・・直営店にある送り状発行機
※C2・・・自宅のパソコン&プリンターで発行できる「送り状発行システム」
クロネコメンバー割(10〜15%引き)
クロネコメンバーズにカイン登録して、ヤマト運輸のプリペイド型電子マネーに事前チャージのうえで、会計を支払うと10%〜15%引き。
デジタル割(60円引き/個)
「スマホで送る」「ネコピット」「送り状発行システムC2」で送り状を用意すると、1個につき60円引き(C2で作成した送り状で、コンビニや取扱店から発送する場合は、デジタル割が適応されません)。
複数口減額制度(100円引き/個)
同じ届け先に、同時に2個以上の荷物を送ると、1個につき100円引き(宅急便発払のみ)。
宅急便センター受け取りサービス(60円引き/個)
荷物の受け取り場所をヤマト運輸の直営店にすると、1個につき60円引き。
このような割引サービスが用意されているんです。
例えば、東京都杉並区から東京都世田谷区に宅急便でダンボールを送るときに、すべての割引サービスを利用した場合は、以下の通り。
サイズ | 基本料金合計 | 割引後料金合計 | 割引額 |
---|---|---|---|
60サイズ | 930円 | 562円 | -368円 |
80サイズ | 1,150円 | 760円 | -390円 |
100サイズ | 1,390円 | 977円 | -413円 |
120サイズ | 1,610円 | 1,175円 | -435円 |
140サイズ | 1,850円 | 1,393円 | -457円 |
160サイズ | 2,070円 | 1,591円 | -479円 |
このように1個あたり最大368〜479円も値引きされます。
仮に先ほどと同じ条件で120サイズのダンボールを5つ送るときには、2,175円も安くなるわけです。
約2個分の料金が割引してもらえるのは、かなりお得ですね♪
・・・とは言え、荷物を詰めたダンボールは重いので、営業所(直営店)やコンビニなどに直接持って行ったり、荷物を取りに行ったりするのは難しいかもしれません。
ただ、複数口減額制度やデジタル割などは、誰でも簡単に利用できるので、ヤマト運輸で荷物を送るときには、利用することをオススメします。
他の宅配業者と比べても、ヤマト運輸の割引サービスは充実しており、配送料がかなり安くなるのでイチオシの業者なんですよ♪
なお、他の宅配業者を利用するときにも、割引サービスがあるかを確認して、できるだけコストを抑えられるように工夫してみてくださいね!
宅配業者によっては支払い方法として「クレジットカード」「電子マネー」「QRコード決済」ができるようになっているところもあります。
現金ではなく、クレジットカードや電子マネーなどで決済すれば、ポイントを貯めることができるので、ちょっとだけお得です♪
ただし、利用できる支払い方法、電子マネー・QRコード決済の種類は、宅配業者によって異なるので、事前に確認しておくことをオススメしますよ。
梱包資材代がかかることも忘れずに!
宅急便で荷物を運ぶのであれば、ダンボールなどの梱包資材代もかかります。
具体的に必要な梱包資材と料金目安は以下の通り。
梱包資材・アイテム | 料金の目安 |
---|---|
ダンボール×5個 | 1,000〜1,500円 |
ガムテープ・布テープ×1個 | 100円 |
はさみ・カッター×1本 | 100円 |
マジック×1本 | 100円 |
新聞紙×1個 | 100円 |
※1人暮らしでダンボール5個程度の荷物を想定
このような梱包資材代がかかります(荷物が増えたら、さらに料金も増す)。
なかでも必ず使うことになるのが「ダンボール」です。
引っ越しをするときには120サイズ(Mサイズ)のダンボールが使われることが多く、ホームセンターやネットショップなどで購入することができます。
ダンボールを購入すると、形やサイズを揃えることができて、スムーズに荷造りができるので、個人的にはオススメですよ。
ホームセンターでは1個単位で購入できますが、ネットショップでは10個単位でしか購入できないお店もあるので気をつけてくださいね。
なお、ダンボールはスーパーやドラッグストア、家電量販店などから、無料で譲ってもらうことも可能です。
ただし、スーパーやドラッグストアなどで譲ってもらえるダンボールは汚れていたり、穴が空いていたりして、強度が弱い(=壊れやすい)ケースもあるので要注意!
キレイで強度が強いダンボールを利用したいのであれば、ホームセンターやネットショップで購入することをオススメしますよ。
引っ越しに必要なダンボールのことは以下のページで詳しく解説しています。参考にしてくださいね。
家具・家電も運んでもらえるが割高になる!
ここで1つ知っておいて欲しいのが、宅配業者はダンボール以外の家具・家電も運んでくれるということ。
そのため、ダンボール数個にプラスして、テレビや電子レンジ、本棚などの家具・家電が数個だけあっても、宅急便で荷物を送ることができるんです。
レンタカーを利用して引っ越すときにも、自分だけでは運べない大型の家具・家電だけを宅急便で運んでもらうのもありですよ♪
例えば、ヤマト運輸の「らくらく家財宅配便」を利用して、東京から大阪に家具・家電を運んでもらうときの料金は以下の通り。
このように運んでもらう家具・家電のサイズによって、料金が異なることを知っておいてください。
ただし!家具・家電を郵送してもらうと、レンタカーで運んだり、引っ越し業者にお願いしたりするときよりも、料金が高くなることも・・・。
ですので、家具・家電を運ぶときには、レンタカーや引っ越し業者を利用して荷物を運ぶときにかかる料金と比べることを忘れずに!
次の章では荷物量・距離に応じて、引っ越し方法ごとに料金はどのようになっているのかを解説しますね。
業者・レンタカー・宅急便で料金を比べてみた
「宅急便を利用するかレンタカーで引っ越すか悩む・・・」
「単身パックも安いって聞いたけど、どうなのかな?」
このように一人暮らしの引っ越しでは、宅急便だけでなく、レンタカーや引っ越し業者の「単身パック」を利用する方法もあります。
単身パックとは、決められたサイズのコンテナボックス内に荷物を積めて、他の人の荷物と一緒に運んでもらうサービスのこと。
料金も安いので、単身の引っ越しでは、人気のあるサービスになっています♪
参考として、代表的なサービスである日通の「単身パックS」で運べる荷物量は以下の通り。
- 冷蔵庫(2ドア・109リットル)
- 薄型テレビ(20インチ)
- テレビ台(小)
- 電子レンジ
- 掃除機
- カラーボックス(3段)
- 姿見
- 布団
- ダンボールMサイズ(120サイズ)4個
これだけの荷物を単身パックSでは運ぶことができます(ダンボール(Mサイズ/120サイズ)だけだと、30箱運べます)。
レンタカーの車種で考えると「軽トラック」で運べる荷物量と、ほぼ同じくらいの荷物が運べると考えてもらえばOKです♪
では、荷物量が少ない場合だと「宅急便」「レンタカー」「単身パック」のどれを利用すると、安く引っ越せるのか?
より具体的な金額を出すため、以下の条件で料金を計算してみました。
料金を計算するための条件
- 発送(出発)場所は東京
- ダンボールは120サイズを利用
- らくらく家財宅配便で運ぶ家具・家電は「Aサイズ(120cmまで/扇風機)」と「Cサイズ(140cmまで/小型冷蔵庫)」の2つ
- 宅急便は割引サービス・梱包資材代は含まない
- レンタカーは軽トラックを使用(ガソリン代・乗り捨て料・保険代・高速代含む)
- レンタカーは博多だけ2日分の費用で計算
- 単身パックは日通の「単身パックS」を利用(ネット割引だけ適用)
この条件を踏まえて、荷物量・距離ごとの料金をまとめたのが以下の表です。
ダンボール5個の場合
東京都内 | 名古屋 | 大阪 | 博多 | |
---|---|---|---|---|
宅急便 | 8,050円 | 8,050円 | 8,600円 | 10,250円 |
レンタカー | 6,900円 | 52,480円 | 71,500円 | 146,990円 |
単身パック | 16,000円 | 22,000円 | 24,000円 | 33,000円 |
ダンボール10個の場合
東京都内 | 名古屋 | 大阪 | 博多 | |
---|---|---|---|---|
宅急便 | 16,100円 | 16,150円 | 17,200円 | 20,500円 |
レンタカー | 6,900円 | 52,480円 | 71,500円 | 146,990円 |
単身パック | 16,000円 | 22,000円 | 24,000円 | 33,000円 |
ダンボール5個+家具・家電2点(Aサイズ・Cサイズ1個ずつ)
東京都内 | 名古屋 | 大阪 | 博多 | |
---|---|---|---|---|
宅急便 | 18,775円 | 19,325円 | 20,315円 | 23,835円 |
レンタカー | 6,900円 | 52,480円 | 71,500円 | 146,990円 |
単身パック | 16,000円 | 22,000円 | 24,000円 | 33,000円 |
ダンボール10個+家具・家電2点(Aサイズ・Cサイズ1個ずつ)
東京都内 | 名古屋 | 大阪 | 博多 | |
---|---|---|---|---|
宅急便 | 26,825円 | 27,375円 | 28,365円 | 31,885円 |
レンタカー | 6,900円 | 52,480円 | 71,500円 | 146,990円 |
単身パック | 16,000円 | 22,000円 | 24,000円 | 33,000円 |
ダンボール5個+家具・家電3点(Aサイズ1個・Cサイズ2個)
東京都内 | 名古屋 | 大阪 | 博多 | |
---|---|---|---|---|
宅急便 | 26,310円 | 27,410円 | 29,170円 | 35,770円 |
レンタカー | 6,900円 | 52,480円 | 71,500円 | 146,990円 |
単身パック | 16,000円 | 22,000円 | 24,000円 | 33,000円 |
ダンボール10個+家具・家電3点(Aサイズ1個・Cサイズ2個)
東京都内 | 名古屋 | 大阪 | 博多 | |
---|---|---|---|---|
宅急便 | 34,360円 | 35,460円 | 37,220円 | 43,820円 |
レンタカー | 6,900円 | 52,480円 | 71,500円 | 146,990円 |
単身パック | 16,000円 | 22,000円 | 24,000円 | 33,000円 |
このような料金目安をもとに、どの引っ越し方法を選ぶかを検討してくださいね。
ちなみに、東京都内(20km)であれば、レンタカーを利用するとコストを安く抑えられますが、自分で新居まで荷物を運ぶことを考えると、体力的にちょっと大変・・・。
荷物がダンボール5個ほどで収まるのであれば、レンタカーよりも宅急便を利用した方が、負担は少ないのでオススメです♪
それ以上の距離となると、宅急便やレンタカーを利用するよりは「単身パック」を利用した方が、コストを安く抑えられますよ。
料金を計算してみると、あなたの引っ越し内容(荷物量・移動距離)に応じて、どの方法で引っ越すとお得なのかがよくわかりますね♪
宅急便を利用して引っ越すときの流れ
最後に宅急便を利用して引っ越すときの流れを紹介します。
具体的には以下の通りです。
- 荷造りをする
- 宅配業者に荷物を預ける
- 荷物を受け取る
このようなシンプルな流れではありますが、ちょっと気をつけて欲しいこともあるので、簡単に解説しますね。
荷造りをする
荷物を運んでもらうためには、荷造りをする必要があります。
荷造りはダンボールを利用するのがオススメ。
100〜120サイズのダンボールで、荷物を梱包すると良いですよ♪
なお、ダンボールのなかに食器やガラス製品などの割れ物を入れる時には、新聞紙やタオルなどで包むことで、安全に運んでもらうことができますよ。
新しく購入するものは、できるだけ新居先で購入して、ダンボールの数を減らせるように工夫するのがオススメです♪
あとは宅配業者によっては、ダンボール内に入れるのがNGの物もあります。
例えば、ヤマト運輸では以下の通り。
- 現金、小切手、手形、株券その他の有価証券
- クレジットカード、キャッシュカードなどのカード類
- 再発行が困難な受験票、パスポート、車検証類
- 再生不可能な原稿、原図、テープ、フィルム類
- 犬、ネコ、小鳥などのペット類
- 毒物および劇物類
- 遺骨、位牌、仏壇
- 銃砲刀剣
- 発火性、引火性、揮発性のある物品または火薬類(花火、灯油、ガスボンベ、シンナーなど)
- 一梱包の価格が30万円(税込)を超える荷物
- 不潔な物品など、他の荷物に損害をおよぼすおそれのある荷物
- 信書その他法令の規定または公序良俗に反する荷物
これらはヤマト運輸では宅急便で運べないルールになっているんです。
正直、黙ってダンボールのなかに入れておけば、運んでもらえるものもありますが、万が一、トラブルが起こったとしても、全てあなたの責任に・・・。
ですので、大事な書類や危険物は、別の方法で運んでもらうのがオススメですよ。
業者に荷物を預ける
荷造りができたら、業者に荷物を預けることになります。
方法としては、次の2つ。
自宅まで集荷に来てもらう
事前に宅配業者に連絡をすることで、自宅まで荷物を取りに来てもらえます。
直前に連絡をしても集荷をしに来てもらえることはありますが、確実に取りに来て欲しいなら事前に予約をしておくべき。
特に繁忙期(3〜4月)は3日前までには予約をしておくのがオススメですよ。
自分で集荷所(直営店・コンビニ・取扱店)へ持っていく
自宅の近くに宅配業者の集荷所がある場合は、直接持っていくのもありです。
集荷所には宅配業者の直営店、コンビニ、取扱店などがあり、直接持っていくことで、1個あたり60〜100円ほど割引してもらえる業者もあるのでお得♪
ただし、荷物量が多いと集荷所まで運ぶのが大変ですので、体力的な負担も考えて、直接持っていくのかを考えてくださいね。
以上の2つの方法で、宅配業者に荷物を預けることができます。
なお、ダンボールのなかに割れ物が入っている場合は、きちんとその旨を書いておかないと、配送時に壊れてしまうケースもあるので気をつけてくださいね。
紙で送り状を用意した場合は、送り状(伝票)の控えを残しておくこと!荷物が届かないときなどに使うかもしれませんよ。
新居に荷物が届く
最後に、新居先で荷物を受け取ってください。
受取方法は次の2つ。
- 新居まで配送してもらう
- 自宅近くの直営店で受け取る
どちらかの方法で受け取ることになります。
このとき、宅配業者の直営店で受け取るようにしておくと、割引サービスを受けられることもあります(ヤマト運輸なら荷物1個につき60円の割引)。
ただし、直営店によっては土日・祝日は営業していないところも。またコンビニや取扱店での受け取りはできませんので、気を付けてくださいね(当然、割引サービスもありません)。
なお、荷物の個数が多いor重いのであれば、新居まで配送してもらうのがオススメ。
割引サービスは受けられませんが、手間や労力をかけずに荷物を手に入れることができるのはメリットと言えますね。
そして、荷物が届いたら、必ず「送った荷物数と違いはないか?」「なかの荷物は壊れていないか?」の確認を忘れずに!
万が一、数が違っていたり、荷物が壊れていたりした場合には、宅配業者に連絡をして、すぐに対応してもらってくださいね。
ヤマト運輸では、なかの荷物が壊れていた場合、受け取りから14日以内に連絡をすれば、補償をしてもらえますよ!
以上が宅急便を利用しての引っ越し方法となります。
特に難しいことはありませんが、スムーズに引っ越したいのであれば、事前に宅配業者に連絡をして、集荷の予約をしておくのがオススメですよ。
このページのおさらい♪
このページでは宅急便を利用して引っ越しをする方法を開設しました。
いかがでしたでしょうか?
大事なポイントをおさらいすると、、、
- 荷物量が少なく、かつ中・長距離の引っ越しには宅急便がオススメ!
- 自分でやることも多いですが、低コストで引っ越せる
- 宅急便の料金は「ダンボールのサイズ・重さ×個数×距離」で決まる
- 宅配業者によって、いろいろな割引サービスがあるので活用しよう
- 家具・家電も運んでもらうことはできるが・・・料金は割高。。。
- 荷物量・距離によっては単身パックを使おう
- 運んでもらえない荷物もあるので要注意
- 集荷をしてもらう時には、事前に予約をしておこう
- 荷物を受け取ったら、個数と壊れていないかの確認を
以上のポイントを知っておけばOKです。
大学への進学や、就職するときなど、初めて一人暮らしをするときには、引っ越しで運ぶ荷物が少ないことも珍しくありません。
そのようなときには、引っ越し業者やレンタカーを利用して荷物を運ぶよりも、宅急便を利用した方が、グッとコストを抑えることができます。
特にダンボールが10個以内で中・長距離の引っ越しとなるときには、宅急便は最適な方法と言えるんです。
ただし、ダンボール数が10個以上になったり、家具や家電も運んだりするときには、引っ越し業者の単身パックを利用した方が、コストを抑えることができます。
あなたの引っ越し内容(荷物量・移動距離)にあわせて、宅急便を利用するのか、他の方法を選ぶのかを決めてくださいね♪
少しでもコストを抑えながら、あなたの引っ越しが無事に終わることを心から応援しています!