【親御さん向け】お子さんが進学で一人暮らしをするときのやることリスト

タイプ別の引っ越し方法

「子供が大学に合格して、一人暮らしをするんだけど…」
「一人暮らしの準備は何をすれば良いの?」

お子さんが大学や専門学校に合格して、4月から一人暮らしをすることになったときに、何をやれば良いのか悩みますよね?

ヒロセ
ヒロセ

こんにちは!単身赴任パパことヒロセユウヤです。
お子さんの大学・専門学校への合格おめでとうございます。

お子さんが一人暮らしをするためには、新居探しや引っ越しの準備、各種手続きなど、色々な準備をしなければいけません。

しかも、3月〜4月上旬というのは他の学生さんも引っ越しをする時期なのは、早めに動いていかなければ「部屋がない・・・」「引っ越しできない・・・」ということも。。。

このページでは進学のために一人暮らしをするお子さんのために、親御さんがどのように準備をしていけば良いのかを解説します。ぜひ参考にしてください♪

最優先で引越し業者を探そう!

新居が決まったら、最優先で引越し業者を探すことをオススメします。

実は、、、同じ荷物量・移動距離でも、業者ごとに料金が全然違うので、引っ越し代を安く抑えるためにも、複数の業者の料金を比べるのは鉄則!

ちなみに私はいつも「SUUMO引越し見積もり」で複数の業者の料金を一括で調べています。

他のサービスとは異なりSUUMOは電話番号の登録が任意なので、利用しても業者から大量の電話がかかってきません!

気軽に料金を比べられるので、これから引越し業者を探す方は、ぜひ使ってみてください♪

※以下のフォームから直接登録できます。お気軽にご利用ください(サービスの利用は無料です)↓

一人暮らしを始めるまでのやることチェックリスト

まずは、全体的に何をやる必要があるのかを時系列でまとめました。

具体的には以下の通りです。

1ヶ月前〜2週間前まで(進学が決まったらすぐに動き出すこと)

やること 一言メモ
新居探し 一人暮らしが決まったら、最優先で動いてください
新居の契約 物件によっては親が契約者になることも
契約料の支払い いくら支払うかは不動産会社に確認を
引っ越し日の決定 入学式の2〜3日前までに引っ越すのがオススメ
引っ越し方法の決定&予約 2〜3月は引越し業者の予約が取りづらいので要注意

2週間前〜前日まで

やること 一言メモ
電気会社との契約 引っ越し後でもOK
水道会社との契約 引っ越し後でもOK
ガス会社との契約 必ず引っ越し前に契約を済ませておくこと!
インターネット関連の契約 契約から利用開始まで2週間〜1ヶ月かかることも
転出届の手続き 実家の管轄役所で手続きを
マイナンバーカード・通知カードの手続き 転出届と一緒に提出すればOK
郵便局での転居届 お子さん宛の郵送物を新居に届けたいときは手続きを
「遠隔地に住む学生用保険証」の発行 国民健康保険の加入者のみが対象
生活に最低限必要なものの購入 最低限のものでOK!あとは引っ越し後に購入を
荷造り 荷造りはできるだけ早めに動いていくのがオススメ
不用品の処分 このタイミングでいらないものの処分も

引っ越し当日(実家からの引っ越し)

やること 一言メモ
手持ちの荷物の準備 数日分の洋服・大事な書類などは手持ちで運ぼう

入居日(新居への入居)〜3日以内

やること 一言メモ
新居の鍵をもらう 鍵の受け取り方法は不動産会社に確認を
バルサンを炊く 荷物を運び入れる前にやっておくべきです
荷物の受け取り・搬入 何時ごろ荷物が到着するかを確認しておいてください
荷物の確認 荷物が壊れていないか?失くなっていないか?を確認
電気のブレイカーを上げる 備え付けのブレイカーを上げて、電気が付くか確認を
水道が流れるかの確認 蛇口をひねって水が流れることの確認を
ガスの元栓を開ける作業の立ち会い 事前に予約をしておき、引っ越し当日に作業してもらおう
隣近所の人への挨拶 できれば隣近所の人へ挨拶を(女性の場合はしなくてもOK)

引っ越し3日後〜14日以内

やること 一言メモ
転入届の手続き 新居の管轄役所で手続きを
マイナンバーカード・通知カードの手続き 転入届と一緒に提出すればOKです
印鑑登録 実印を登録しておくと、後々で役立ちます
運転免許証の住所変更 免許を取っている方のみ
自動車・バイクの住所変更 自動車・バイクを新居に運んだ場合のみ
電気の利用開始通知書の送付 ネットで手続きした場合は不要
水道の利用開始通知書の送付 ネットで手続きした場合は不要
スマホ携帯電話の住所変更 実家で契約をしていた方は、住所変更が必要です
銀行口座の開設 お金の管理、仕送りの受け取りのために口座開設を

進学のために一人暮らしを始めるときには、このようなことをやる必要があることを知っておいてください。

ヒロセ
ヒロセ

やることは多いですが、1つ1つ順番にやっていけば、サクッと終わらせることができるので安心してくださいね。

なお、先ほど紹介したやることチェックリストを使いやすいようにPDFファイルにしました。以下のボタンよりダウンロードして、ご活用ください♪

印刷用に「チェックリスト」のPDFファイルを用意しました!ダウンロードして使ってください♪

引っ越し準備・手続きチェックリストのダウンロードはこちら

では、次の章からやるべきことのなかでも、特に気をつけるべきことを解説しますね。

すぐに部屋を探しに行き、契約をしよう!

まず最優先でやるべきなのが、一人暮らしをする「部屋探し」です。

特にお子さんが一般入試で大学受験をした場合、合格発表は2〜3月になるはず。

このタイミングだと4月の入学までに期間が短いだけでなく、他の学生さんも同じように部屋探しを始めるので、好条件の部屋がドンドンなくなってしまいます

また、この時期は4月からの就職や転勤のために、部屋を探す方も多いですからね。

大学や専門学校に合格したら、すぐにでも部屋探しを始めることをオススメします!

ヒロセ
ヒロセ

2月以前に大学や専門学校の合格が出た場合でも、1月には部屋探しを始めておくことが大切ですよ♪

部屋を選ぶときに考えるべき9つのポイント

では、学生さんが一人暮らしをする場合、どのようなことを考えて部屋を選ぶべきか?

具体的には次の9つに気をつけながら部屋を選ぶことをオススメします。

  • 最寄り駅
    学校までの通学時間を考えて最寄り駅を決めてください。また駅から自宅まで、徒歩何分なのかも大切。なかには学年が上がると校舎が変わる学校もあるので、最寄り駅の決めるときには要注意です!
  • 建物の種類
    マンションかアパートのどちらかを選ぶのが一般的。マンションは防音性やセキュリティが高いですが家賃は高めです。逆にアパートは家賃が安い傾向があります。
  • 間取り
    快適に暮らしていくために、どれだけの部屋数・広さが必要かも考える必要があります。学生さんの一人暮らしでは、ワンルーム〜1DKほどの間取りが選ばれることが多いですよ。
  • 家賃
    仕送りする金額も踏まえて、家賃はいくらまで出してもOKか?生活に困らないか?を考えてください。目安は毎月の収入(仕送り+アルバイト代)の3分の1ほどです。
  • 契約料
    部屋を借りるときには敷金や礼金、仲介手数料などの契約料がかかります。借りる物件により敷金や礼金などが0円というところもあるので、コストを抑えたい方はこの部分も要チェックです!
  • セキュリティの高さ
    安全に暮らすのに必要なセキュリティ(オートロック・モニター付きインターホンなど)が整っているのかをチェック!女の子の場合は女性専用のマンション・アパートを選ぶのもありですよ。
  • 部屋の付帯設備
    独立洗面台、浴室乾燥機、宅配ボックス、追い焚き付きお風呂など、生活に役立つ設備が付いている部屋が良いかを考えてください(設備が充実しているところは家賃も高いですが)
  • 部屋の階数・場所
    セキュリティや日当たりなどを踏まえて、部屋の階数・場所も大切なポイント。特に女の子の場合は1階よりも2階以上の部屋の方が安全です。
  • 周辺施設
    自宅や最寄り駅の近くにコンビニやスーパー、ドラッグストアなど生活に必要な施設が整っているか?浮浪者がいる公園がないか?なども要チェックです。

このようなことを考えながら、部屋を選ぶことがオススメです。

ヒロセ
ヒロセ

全ての希望条件を満たしている部屋を選ぶのは、かなり大変・・・ですので、紹介した9つのポイントの中でも優先順位を決めると部屋を選びやすいですよ!

このなかでも特に大切なのは、やはり「家賃」ですね。

学生さんの場合は、多くが親御さんから仕送りをもらい、その一部を家賃に充てることになるはず。

そのとき、家賃が高すぎると生活に使えるお金がグッと減ってしまいます。

そのため、お子さんの部屋を考えるときには「仕送り額がいくらか?」「そこから家賃を引くと、生活費としていくら使えるか?」という2つを考えることが大切。

在学中にはアルバイトをして、アルバイト代も生活費に充てることになりますが、学生さんは学校もあるので、1ヶ月で稼げる金額は、それほど多くありません。。。

例えば、時給1,000円で週3回5時間アルバイトをしたとすると、

  • 1週間:1,000円×5時間×3日=15,000円
  • 1ヶ月15,000円×4週=60,000円

と1ヶ月のアルバイト代は60,000円ということになります。

ここから電気・水道・ガスなどの光熱費や、スマホ代、学校までの定期券代、サークル・ゼミ代などを全て出すことになると、余裕はほとんどありません。。。

このように「仕送りがいくらか?」「生活費として使える金額は?」を踏まえて、借りる部屋の家賃を考えることをオススメしますよ。

家賃を抑えたいならフリーレント物件もあり!

最近では「フリーレント物件」というものも増えています。

フリーレント物件とは「数週間〜数ヶ月間の家賃が無料で借りられる物件」のこと。

このように家賃を無料にしているのは、他の物件と差別化をはかり、少しでも契約をしてもらうためです(一度入居したら、数ヶ月〜数年は家賃収入が得られますからね)。

例えば、家賃7万円の部屋を借りるときに、3ヶ月分の家賃が無料になると21万円(7万円×3ヶ月)が節約できるというわけです。これはお得!

ちなみに、フリーレント物件を借りるときには「最低○○ヶ月〜○○年は住むこと」が条件となっており、途中で解約すると違約金として1〜2ヶ月分の家賃が発生します。

これがフリーレント物件の唯一のデメリットです。。。

ヒロセ
ヒロセ

フリーレント物件の最低契約期間は1〜2年間となっているところが多いですよ。

ただ、学生さんの場合、基本的に在学中は同じ部屋に住むことが多いです。

そのため、フリーレント物件を選んでも、最低契約期間内は同じ部屋に住むことになるので、違約金を心配する必要はありません

少しでも家賃を抑えたいのであれば、フリーレント物件から選ぶのもありですよ!

ヒロセ
ヒロセ

社会人だと急な転勤で、フリーレント物件の契約期間内に引っ越さなければいけないことも。。。学生さんはそれがないので、フリーレント物件でも大丈夫ってことですね♪

最終的には内見をしてから選ぶのがオススメ!

最終的に部屋を決める前には、内見をすることをオススメします。

内見とは、図面や写真で気に入った部屋を、不動産会社のスタッフと実際に見に行くこと。

内見をすることで、図面や写真だけではわからなかった部屋の雰囲気(広さや天井の高さ)、周辺環境などをチェックできます

逆に内見をせずに部屋を選んでしまうと、住み始めてから「イメージしていた部屋と違う」「ちょっと暮らしにくい」ということも。

部屋を借りる時には、高い契約料と引っ越し代がかかるので、そう簡単に「やっぱり違う部屋に変えたい。。。」とはいきません。

ですので、部屋を決める前には、必ずお子さんと一緒に部屋の内見をして、快適に一人暮らしができるイメージが持てるかをチェックすべきですよ!

ヒロセ
ヒロセ

最近はコロナの影響もあり、オンライン内見も増えています。できる限り、直接内見ができると良いですが、難しい場合は、オンライン内見をオススメします。

なお、部屋の選び方、内見でチェックすべきポイントは以下のページで詳しく解説していますので、こちらもチェックしてくださいね。

一人暮らしの部屋・物件を選ぶときのチェックリスト【2024年最新版】
一人暮らしの部屋(物件)を選ぶときに、どのようなポイントを考えて選ぶべきかを詳しく解説します。部屋の選び方次第で、快適に一人暮らしができるかが大きく変わってきます。部屋選びを失敗しないためのコツをしっかりと理解してくださいね。

新居が決まったら引っ越しの手配を

新居が決まったら、すぐに引っ越しの手配をしてください。

特に3〜4月は引っ越しの繁忙期と呼ばれる時期!

学生さんだけでなく、就職や転勤などで引っ越しをする社会人も多いので、すぐに引っ越しの手配をすることをオススメします。

手配が遅れると、希望するタイミングで引っ越せない「引っ越し難民になってしまうことも・・・(社会的な問題にもなっていますよね)。

ですので、新居が決まったら、すぐにでも引っ越しの手配をするべきということを知っておいてくださいね。

進学で引っ越すときにオススメの3つの引越し方法

では、どのように引っ越せば良いのか?
具体的には次の3つの方法から選んでください。

  • 宅急便
    荷物がダンボール数個+お布団+照明器具ほどであれば、宅急便を利用するのがオススメです。荷物は自宅まで取りに来てくれるので作業負担も少ないのがメリット!低コストで引っ越すことができます。
  • 自家用車 or レンタカー
    運転できる方がいるなら自家用車orレンタカーで荷物を運ぶのもありです。自動車に収まるサイズ・量であれば、家具・家電も運べます。ただ、自分たちで荷物を全て運ばないといけないだけでなく、荷物を壊したり、部屋を傷つけたりしても補償はありません。
  • 引っ越し業者
    実家から家具や家電など、ある程度の荷物を運ぶときにオススメ。業者が荷物を運んでくれて、新居でも希望場所に配置してくれるので、作業負担はかなり少ないです。単身パックなどを利用することで、長距離であってもコストを安く抑えることができますよ。

この3つの方法から選ぶことになります。

それぞれの特徴をまとめたのが以下の表です。

業者 自家用車・レンタカー 郵送
荷物量
料金の目安 15,000〜70,000円 10,000〜40,000円 5,000〜30,000円
作業負担
安全性
破損・盗難補償 ×
オススメ距離 中・長距離 中・近距離 近・中・長距離

このような特徴があります(ただし、料金は目安で、運ぶ荷物量と移動距離によって大きく異なるので要注意)。

なかでもイチオシは「宅急便」を利用して引っ越す方法です。

一人暮らしに必要な家具、家電、生活用品などはできるだけ、引っ越し先で購入することにすれば、宅急便で安く引っ越せます。

ヒロセ
ヒロセ

お布団や照明器具など、最低限必要なものも数点であれば、宅急便で送ることで、コストを安く抑えられますよ♪

逆にコストが高くなりやすいのが自家用車やレンタカーを利用しての引っ越しです。

自家用車で引っ越す場合だと、お子さんと一緒に新居まで荷物を持って移動して、そのまま入学式に参加することもできます。

その後、親御さんだけ車で実家に帰れば、行き帰りの新幹線代など交通費が節約できるので、トータル的にはお得になるケースもあるかもしれません。

ただし、レンタカーを利用する場合には、行き帰りの交通費(高速代・ガソリン代)がかかったり、レンタカーの乗り捨て料金がかかったりするので割高になりやすいです。

あとは自家用車やレンタカーで引っ越すときには、荷物を運ぶ作業をすべて自分たちでやることになるので、体力的にもかなり大変になるので要注意!

個人的には、ある程度の荷物量があり、自家用車やレンタカーを利用するのであれば、引っ越し業者を利用することをオススメしますよ。

引っ越し業者を利用するときには「単身パック」が便利!

「実家にある家具や家電を持って行って欲しい・・・」
「作業が大変だから、引っ越し業者を利用したい」

このような方には、引っ越し業者の「単身パック」を利用することをオススメします。

単身パックとは、決められたサイズのコンテナボックス内に荷物を詰めて、他の人の荷物と一緒に運んでもらえるサービスのこと。

一人暮らしには十分な量の荷物を運べるだけでなく、他の人の荷物と一緒に運んでもらうことになるので、安く引っ越すことができます

代表的なサービスである日本通運(日通)の「単身パックS・L」で運べる荷物量は以下の通り。

単身パックS 単身パックL
荷物量の目安 ・冷蔵庫(2ドア・109リットル)
・薄型テレビ(20インチ)
・テレビ台(小)
・電子レンジ
・掃除機
・カラーボックス(3段)
・姿見
・布団
・日通ダンボールMサイズ4個
・冷蔵庫(2ドア・109リットル)
・洗濯機(4キログラム)
・薄型テレビ(20インチ)
・テレビ台(小)
・電子レンジ
・掃除機
・カラーボックス(3段)
・衣装ケース(39×53×23cm)
・姿見
・布団
・日通ダンボールMサイズ5個

そして、移動距離別の料金は以下の通りです。

移動先 料金
単身パックS 単身パックL
東京−札幌 39,000円 46,000円
東京−仙台 24,000円 28,000円
東京−名古屋 24,000円 28,000円
東京−大阪 26,000円 31,000円
東京−広島 31,000円 37,000円
東京−福岡 35,000円 43,000円
大阪−札幌 44,000円 62,000円
大阪−仙台 31,000円 36,000円
大阪−名古屋 22,000円 25,000円
大阪−広島 24,000円 28,000円
大阪−福岡 27,000円 31,000円

このように単身パックは低価格で、一人暮らしでは十分な量を運べるようになっていますよ。

なお、単身パックについては以下のページで詳しく解説をしていますので、こちらもチェックしてみてくださいね。

【単身・一人暮らし向け】単身パックの特徴と料金相場を徹底解説
単身・一人暮らしの引っ越しでよく利用されるのが「単身パック」です。単身パックは決められたサイズのコンテナボックスに荷物を入れて、他の人の荷物と一緒に運ぶサービスのこと。通常の引っ越しプランよりも料金が安いことが特徴です。このページでは単身パックについて詳しく解説します。

学生パックよりも単身パックの方が安い!?

学生さんが引っ越すときには、アート引越センターの「学割パック」など、学生向けのサービスも候補に入ってくるはず。

ただし、ここで知っておいて欲しいのが「学割パックが一番お得とは限らない」ということ!

学割パックとは、基本的に普通の引っ越しサービスと同じで、トラック1台を借り切って荷物を運んでもらうサービスです。

あとは追加料金を支払えば、荷造りや荷ほどきもお願いできるのが特徴(単身パックでは荷造りや荷ほどきはお願いできません)。

このようなサービスを学割価格で利用することができます。

そのため、ベッドや洗濯機、冷蔵庫などの大きな家具・家電を運びたいときや、荷造り・荷解きをお願いしたいときには便利なサービスなんです。

ヒロセ
ヒロセ

アート引越センターの学割パックだとカーテンをプレゼントしてもらえるなどの特典が付いているのもメリットと言えますね。

ただ、初めて一人暮らしをするときには、実家から運ぶ荷物もそこまで多くないはず。。。

ですので、料金的には単身パックを利用した方がお得になるケースが多いんです!

どちらのサービスを使うべきかは以下の通り。

  • 単身パック
    実家から出て、初めて一人暮らしをする学生さん向け(荷物量が少ない)
  • 学生パック
    すでに一人暮らしをしており、生活に必要なものが一式揃っている学生さん向け(家具・家電など荷物量が多い)

このように「学生=学生パックがお得」というわけではないので、引っ越し業者を利用するときには気をつけてくださいね♪

実家から最低限持っていくべきものはコレ!

引っ越し方法が決まったら、荷造りを進めてください。

先ほどお伝えしたように、初めて一人暮らしをするときには、できるだけ実家から運ぶ荷物を減らせば、引っ越し代を安くできます。

そのため、基本的には実家からは最低限のものだけを運び、あとは引っ越し後に購入するのがオススメです!

具体的に最低限必要となる荷物は以下の通り。

Check 荷物
布団一式
照明器具
ドライヤー
カーテン
箸・フォーク・スプーン
歯ブラシ・歯磨き粉
タオル類(ハンドタオル・バスタオル)
シャンプー・リンス・ボディーソープ類
シャワーカーテン(ユニットバスの場合)
トイレットペーパー
ホウキ・ちりとり
雑巾
スポンジ・たわし
洋服・靴
入学式で着る洋服・靴(スーツ類)
カバン・バッグ
パジャマ・寝巻き
スマートフォン・携帯電話の充電器
印鑑
引っ越し関連の書類(転出証明書など)
入学に関する書類
賃貸借契約書
化粧品・コンタクトケア用品
常備薬

このようなものを用意しておけば、最低限の生活ができます。

ヒロセ
ヒロセ

ホウキやちりとり、雑巾、スポンジなどを入れたのは、新居へ荷物を運び込む前に、ササっと掃除をするためです。実はかなり役立ちますよ♪

なお、布団や照明器具、カーテンなどは、ネットショップで購入して、引っ越し日(入居日)に新居まで送ってもらうのもオススメ!

引っ越しをする2〜3月は、時期的にまだまだ寒いので、部屋に暖房器具が付いていたとしても、布団やカーテンなしで寝るのは、かなりキツイですからね・・・。

実家から運ぶ荷物をできるだけ少なくしたいときには、ネットショップも上手に使いながら、引っ越しの準備をしてくださいね♪

エアコンの設置には時間がかかることも・・・

新居にエアコンが付いておらず、引っ越し後に購入する方も多いはず。

ただ、エアコンはお店で購入しても、設置までに1〜2週間ほど時間がかかることがあるので気を付けてください。

他の電化製品(テレビや冷蔵庫など)は購入してから、自宅に届くまで時間がかかったとしても、なんとか生活はしていけます。

ただ、学生さんが引っ越す2〜3月にエアコンなしで、1〜2週間生活するのは、かなり厳しいですからね(そのためだけに電気ストーブを買うのももったいない・・・)。

そのため、すぐにでもエアコンを使いたい場合は、次のいずれかの方法で、準備をすることをオススメします。

  • 実家で購入したものを、引っ越し業者に運んでもらい、取り付けてもらう
  • ネットショップで購入して、引っ越し日に設置してもらう

このような方法で、引っ越し後すぐにでもエアコンを利用できるようにしておくことをオススメしますよ。

ヒロセ
ヒロセ

2〜3月は引っ越す人も多いので、家具や家電を購入してから、配達&設置作業までに時間がかかりやすいことを知っておいてください。

学生寮へ引っ越すときには、備え付けのモノの確認を!

お子さんが学生寮に引っ越すときには、何が備え付けられているのかを事前に確認しておくことをオススメします。

学生寮によっては、部屋にエアコン、ベッドなどが付いていたり、共有の洗濯機や冷蔵庫があったりすることも。

また厳しい学生寮では持ち込み禁止の家具・家電があると聞きます。

お子さんが学生寮に引っ越すときには、事前に「何が備え付けられているか?」「運んで良いモノは何か?」など、ルールを確認してくださいね。

一人暮らしをしていくために必要な手続き

一人暮らしをするときには、引っ越しの準備だけでなく、生活をしていくために色々な手続きをする必要もあります。

具体的には以下のような手続きがあります。

引っ越し前の手続き

  • 転出届の手続き
  • マイナンバーカードの手続き
  • 電気会社との契約
  • 水道会社との契約
  • ガス会社との契約
  • インターネット関連(回線・プロバイダー・Wi-Fiなど)の契約
  • 国民健康保険(保険証)の手続き
  • 郵便局での転居届(e転居)

引っ越し後の手続き

  • 転入届の手続き
  • マイナンバーカード・通知カードの住所変更
  • 印鑑登録
  • 運転免許証の住所変更
  • 自動車(車庫証明など)の住所変更
  • バイクの住所変更
  • スマートフォンの住所変更
  • 銀行口座の開設

このなかでも大事な手続きを以下にて簡単に解説しますね。

住民票(転出届&転入届)は手続きをしておこう

引っ越したときには基本的に住民票を移さなければいけません。その手続きが「転出届」と「転入届」です。

手続きの流れは以下の通り。

  1. 実家の管轄役所で転出届の手続きをする
  2. 「転出証明書」が発行される
  3. 新居先の管轄役所に「転出証明書」を持っていく

このような流れで住民票を移すことが可能です。

※マイナンバーカードを使って手続きをした場合は「転出証明書」は発行されません。

ちなみに、進学で一人暮らしをするときには「一時的な移動」「生活の拠点は実家にある」と考えられて、例外として住民票を移さなくても問題はありません。

ただし、住民票を移さないと、住民票や印鑑登録などを新居先の役所で発行できなかったり、運転免許の試験を住民票がある地域(この場合は実家)で受けなければいけなかったりと、何かと不便なことが多い・・・。

ですので、基本的に住民票は移すことをオススメしますよ!

※マイナポータル(アプリ)から転出届の手続きができるようになりました。詳しくは以下のページで解説しているので参考にしてください。

マイナポータルでの転出届の手続き方法と注意点
2023年2月6日から引っ越しをするときの転出届の手続きがマイナポータルでできるようになりました。これで引越し前に役所へ行って、転出届の手続きをする必要がなくなりました。今回はマイナポータルから転出届の手続きをする方法と注意点を紹介します。

最優先でガス会社との契約&立ち会い作業の予約を

一人暮らしをするときには「電気」「水道」「ガス」の契約を忘れてはいけません。

なかでも、引っ越し前に必ずやるべきなのが「ガス会社の契約」です。

理由として、ガスを使うためには、あなた立ち会いのもと、ガス会社のスタッフに元栓を開けてもらう作業をしてもらう必要があるから。

引っ越し後の契約だと、そこから作業をしてもらうまでの数日間はガスを使えません・・・つまり、温かいお風呂に入れないということ(涙)

ヒロセ
ヒロセ

3〜4月はまだ寒いので、水風呂で済ますのは無理です・・・

ですので、ガス会社との契約だけは必ず引っ越し前に済ませておき、入居日にあわせて元栓を開ける作業をしてもらうことをオススメします。

なお、電気と水道については、事前に契約をしなくても、入居日から使えるアパート・マンションが多いです。

その場合は、引っ越し後にインターネットからか、部屋のポストに入っている「利用開始通知書」を郵送して契約をしてくださいね♪

ヒロセ
ヒロセ

どの電気・水道・ガス会社と契約をすれば良いかは、不動産会社か大家さんに確認してくださいね。

物件によってはすでに契約されていることも

賃貸アパートやマンションでは、すでに電気・水道・ガスが契約されているところもあります。

これはアパートやマンション単位で契約をした方が、利用料金が安くなるから(各利用料金は管理会社 or 大家さんから請求させます)。

自分で電気・水道・ガスの契約をする前に、管理会社(不動産会社)や大家さんに、手続きをする必要があるかを確認しておいてくださいね。

国民健康保険証の手続きは加入者のみ

お子さんが国民健康保険に加入している場合は「マル学保険証」を発行してもらうことをオススメします。

マル学保険証とは、簡単に言えば「一人暮らしをする学生さん向けの健康保険証」のこと。

マル学保険証を発行することで、保険料は引き続き親御さん(世帯主)に請求されるので、お子さんに負担がかかることはありません。

なお、この保険証の発行は親御さんの住民票がある役所で手続きをすることになるので要注意!

手続きで必要な書類は以下の通り。

  • 現在の国民健康保険証
  • 印鑑
  • 世帯主とお子さんのマイナンバーカードor通知カード
  • 学生であることを証明する書類(在学証明書・学生証・合格通知書など)

このような書類で手続きをすることができます。

ただし、地域によっては新住所の住民票が必要だったり、合格通知書ではダメだったりすることも。

ですので、手続きをしに行く前に、役所へ必要書類を確認しておくことをオススメしますよ。

社会保険に加入している場合は手続き不要

世帯主(親御さん)が会社に務めており、社会保険に加入している場合は、保険証の手続きは必要ありません。裏面の住所欄に新しい住所の記載・修正をしておいてください。

印鑑登録をしておくと、次に引っ越すときに役立つ

優先順位は低いですが、転入届とあわせて、印鑑登録の手続きをしておくことをオススメします。

印鑑登録とは、あなたの印鑑を「実印」として登録すること。

実印として登録された印鑑は、不動産や自動車などの大きな買い物をするときや、会社の設立をするときなどに使われます。

学生さんにとって役立つ場面としては、次に引っ越すとき。

次にお子さんが自分でアパートやマンションを借りるときには、契約書に実印を押す必要があるので、印鑑登録が必要となるんです。

・・・とはいえ、学生の場合には、すぐに実印を使うというわけではありません。

ただ、これから1人の大人として暮らしていくわけですから、このタイミングで実印を持つ(=印鑑登録をしておく)ことをオススメしますよ。

ヒロセ
ヒロセ

新型コロナウィルスの影響もあり、日本の印鑑文化は減っていく傾向にあります。ただ、すぐには印鑑が不要になるわけではないので、印鑑登録はしておくべきです。

自動車・バイク関連の住所変更は、手続き場所に注意!

お子さんが運転免許証を取っていたり、自動車やバイクを新居に持っていったりする場合は、引っ越し後に住所変更をする必要があります。

このときに気をつけて欲しいのが「手続きをする場所」です。

具体的な手続きをする場所は以下の通り。

内容 手続き場所
運転免許証 警察署・運転免許センター・運転免許試験場
普通自動車 車庫証明 警察署
車検証 運輸支局・自動車検査登録事務所
ナンバープレート 運輸支局・自動車検査登録事務所
軽自動車 車庫証明 警察署
車検証 軽自動車検査協会
ナンバープレート 軽自動車検査協会
バイク 125cc以下 地方自治体
125cc以上 陸運支局

このように、それぞれ手続きする場所が異なるので気をつけてください。

なお、住所変更をするときには「新しい住所が記載された住民票」が必要。

ですので、まずは転出届・転入届の手続きをして、住民票を新しい住所に移してから、自動車・バイク関連の手続きをすることをオススメしますよ。

ヒロセ
ヒロセ

運転免許証は住所変更をすることで、身分証明書としても利用できるので、引っ越したら、早めに手続きをするのがオススメです!

以上が進学のために引っ越すときに必要な手続きになります。

細かく解説しましたが、どれも難しい手続きではないので、1つ1つ順番に済ませていってくださいね♪

引っ越しの準備は、お子さんと一緒に進めよう!

最後に、、、引っ越しの準備は、親御さんだけでやるのではなく、お子さんと一緒に進めていくのがオススメです。

これまでお子さんは親御さんに守られながら、生活を送ってきたかと思いますが、これからは一人で暮らしていくことになります。

毎日の食事や洗濯、掃除、お金の管理など、全てを自分でやらなければいけません。

だからこそ、このタイミングから、お子さんに引っ越しの準備や手続きをさせることで、独り立ちの練習をさせるべきだと、私は考えています。

生活に必要な家具や家電なども、お金だけ渡して、あとは自分で用意させるのも良い経験になるはず。仮に失敗があっても、それはそれで今後のための良い経験!

進学のために一人暮らしをすることは、勉強だけでなく、自分で生きていく力を身につけるのにも良い機会ですからね。

だからこそ、引っ越しの準備も、お子さんと一緒に進めることで、色々と経験させてあげることをオススメしますよ♪

ヒロセ
ヒロセ

ここでの経験が、将来お子さんが自分で引っ越すときにも役立ちます。ぜひ一緒に準備を進めてくださいね!

このページのおさらい♪

このページでは進学で一人暮らしをするときの引っ越し方法を解説しました。いかがでしたでしょうか?

大事なポイントをおさらいすると、、、

  • すぐに部屋探しを進めることが大切
  • 特に2〜3月は引っ越す人が多い時期なので要注意!
  • 家賃は仕送り額を踏まえて考えること
  • 引っ越すときには、できるだけ荷物を減らすのがオススメ
  • 引っ越し業者を利用するときには単身パックが便利
  • 荷物は最低限のもの以外は、引っ越し後に購入を
  • 家具や家電はネットショップで購入するのもあり
  • 引っ越しに伴う手続きも忘れずに!特にガスの契約は大事!
  • お子さんと一緒に引っ越しの準備を進めよう

このようなことを知っておいてくださいね。

お子さんが実家から出て、一人暮らしをするのは、ご家族の方にとっても一大イベントになります。

特に一般入試で大学に合格してから一人暮らしの準備を始めるとなると、入学までの期間が短く、どうしてもバタバタとしてしまいがち・・・。

ただ、やるべきことを1つ1つクリアしていけば、サクッと一人暮らしの準備は終わるので安心を!

お子さんが快適な一人暮らしを始めるためにも、このページでお伝えしたことを参考に、準備を進めてもらえると幸いです。

お子さんの引っ越しを無事に終えることを心から応援しています♪

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