「マジで安く引っ越したいんだけど・・・」
「できるだけ引っ越し代を安くする方法を教えて欲しい」
こんにちは!単身赴任パパこと“ヒロセユウヤ”です。
一人暮らしをするときには新居の契約にかかる費用や、家具・家電などを購入する費用など、何かとお金がかかります。
さらに引っ越し業者を使うとなるとかなり大きなお金を使うことになるわけです・・・(涙)
だからこそ、多くの方は「引っ越し業者の料金をできるだけ安くできれば・・・」と考えるはず。
実は引っ越し業者の料金はちょっと工夫するだけで、誰でも簡単に安くできることを知っていますか?
このページでは「引っ越し業者の料金を安くするための10個の裏技」を解説します。少しでも引っ越し代を安く抑えたい方は、ぜひ実践することをオススメします!
引っ越し料金は「基本運賃+実費+付帯サービス料」で決まる
引っ越しの料金を安くするためにも、まずは「業者がどのように料金を決めているのか?」を知ることが大切です。
料金の決まり方がわかれば、おのずと安くする方法もわかりますからね♪
実は、引っ越しの料金は次の3つのポイントで決まります。
- 基礎運賃・料金
荷物量・移動距離・作業時間に応じて各業者が定める料金のこと。国土交通省がモデル料金を定めているため、どの業者も似たような価格設定です。荷物量が少なく(=トラックのサイズが小さく)、距離が短いと料金も安くなります。 - 作業費
作業員の人件費、ダンボールなどの梱包資材代、有料道路代(高速道路・フェリー代など)でかかる費用。これらの料金も業者によって価格設定が微妙に異なります。 - 付帯サービス料
基本的な引っ越し作業とは別の作業(オプションサービス)をお願いすると発生する費用のこと。荷造り・荷ほどき・エアコンの着脱・ピアノの運搬・ペットの郵送・盗聴器調査などがあります。
この3つのポイントによって引っ越しの料金は決められるんです。
ちなみに、これらの料金には「定価」がなく、業者ごとで価格設定がされています。
つまり、同じ引っ越し内容(荷物量・移動距離・オプション利用など)であっても、業者ごとに料金は大きく異なるということ!
例えば、作業をするアルバイトの時給(人件費)は、業者や地域によって違いますよね?すべての企業が全国一律のアルバイト代にしているわけがないですからね(笑)
当然、アルバイト代を高く設定している業者を選ぶと、実費は高くなります。
さらに!引っ越し業者にはそれぞれ得意分野があるんです。
例えば、大型トラックを何台も持ち、全国に拠点がある大手業者であれば、荷物量が多く、遠距離の引っ越しを得意にしているなど、業者ごとで特徴・強みが異なるということ。
そして、各業者は得意な分野の料金を安くしている傾向があり、あなたの引っ越し内容を得意としている業者を探すことができれば、料金を安く抑えられるというわけです♪
まずは、この3つのポイントで料金が決められていることを知っておいてくださいね。
引っ越し業者ごとで料金が異なるというのは大事なポイント!どの業者を選ぶかで、料金を節約できるかが決まります。
このことを踏まえて、次の章から、引っ越し料金を安くする11の裏技を解説します。
引っ越しの料金を安くする10の裏技
では、引っ越し業者の料金を安くする方法を解説します。
具体的には次の10個です。
- 複数の業者から見積もりを取り、料金を比べる
- 繁忙期(3〜4月上旬)は避ける
- 作業時間を指定しない or 午後を指定する
- 長距離の場合は混載便を使う
- 荷物が少ない場合は単身パックを使う
- 不用品はできるだけ処分を
- 家具・家電は引っ越し後に購入する
- 自分で荷造り・荷ほどきをする
- 訪問見積もりで値下げ交渉をする
- 料金はクレジットカードで支払う
裏技の数が少し多いですが、全部でなくても、できるものを何個かやるだけでも、引っ越し代を安くすることができますよ。
それぞれの方法について、以下で詳しく解説します。
複数の業者から見積もりを取り、料金を比べる
まず、引っ越しをするときに一番お金がかかるのが、引っ越し業者の料金です。
あなたが引っ越し業者の料金を少しでも安くしたいのであれば、必ず複数の業者から見積もりを集め、料金を比べることをオススメします。
というのも、先ほどお伝えしたように、引っ越し業者の料金には「定価」というものがなく、業者ごとで価格設定がされています。
同じ引っ越し内容(荷物量・移動距離・オプション作業など)であっても、業者ごとで料金が大きく異なるのは当たり前の業界なんです。
そのため、最も料金が安い業者を探したいのであれば、複数の業者から見積もりを集めて、あなたの引っ越しを安くやってくれる業者を探すことが大切と言えます。
・・・とはいえ、1社1社に見積もり依頼をするとなると、かなりの時間と手間がかかってしまいます。仕事で忙しい方は、見積もり依頼をする時間が作れないかもしれません。
そこでオススメなのが「一括見積もりサービス」です。
一括見積もりサービスとは「あなたの引越情報(荷物量・現住所・新居の住所など)を1回登録するだけで、10〜15社に見積もり請求ができるサービス」のこと。
登録するのは1回だけで良いので、手間もかからず、効率的に見積もりを集められます。
しかも、一括見積りサービスを利用することで、大手業者だけでなく、あなたが名前を知らない地域密着の業者にも見積もり請求ができるので、さらに安い業者を見つけられることも!
自分では見つけられなかった業者を探して、料金を比べられるのは、一括見積りサービスの大きなメリットですね♪
代表的なサービスとして「SUUMO引越し見積もり」「引越し侍」「引っ越しの達人」があります。
ちなみに私が利用するのは「SUUMO引越し見積もり」です。
SUUMO引越し見積もりは、人気の引っ越し業者に一括で見積もり請求ができます。
しかも、他のサービスとは異なり電話番号の登録が「任意」なので、登録後に引っ越し業者から大量の電話がかかってこず、気軽に利用できるのが嬉しいポイント!
鉄板と言えるほど、大人気のサービスですので、これから引っ越し業者を探す方は、利用することをオススメしますよ♪
※以下のフォームから直接登録できます。お気軽にご利用ください(サービスの利用は無料です)↓
引っ越し代を安く抑えたい方は、一括見積もりサービスで複数の業者から見積もりを集め、料金を比べるのが鉄則ですよ。
繁忙期(3〜4月上旬)は避ける
次に引っ越しをする時期も、引っ越し業者の料金に大きく関係してきます。
特に引っ越しの「繁忙期」と呼ばれる3月〜4月上旬までは、料金がバカ高い・・・(涙)
これは就職や転勤、進学などで移動する人が集中するからで、この時期になると引っ越し業者の予約が取れない「引っ越し難民」が社会問題になるほど。
そして、この時期だけは引っ越し業者もガンガン予約が入るので、料金を高く設定している傾向があるんです。
具体的に単身で引っ越すときの、月別の料金相場は以下の通り。
月別の引っ越しにかかった料金相場
引っ越す月 | 単身(荷物小) | 単身(荷物大) |
---|---|---|
1月 | 4万7189円 | 6万4776円 |
2月 | 4万8617円 | 6万2694円 |
3月 | 5万8168円 | 8万7643円 |
4月 | 5万5010円 | 8万1943円 |
5月 | 5万365円 | 6万6955円 |
6月 | 5万193円 | 6万3121円 |
7月 | 4万8053円 | 6万7773円 |
8月 | 4万5746円 | 5万8447円 |
9月 | 4万9332円 | 5万9896円 |
10月 | 4万5989円 | 6万2489円 |
11月 | 4万7022円 | 5万6935円 |
12月 | 4万5033円 | 6万4202円 |
参考:https://hikkoshi.suumo.jp/oyakudachi/788.html
このように繁忙期(3〜4月)は明らかに料金が高くなります。
一方で「閑散期」と呼ばれる1〜2月・7〜8月・10〜12月は、引っ越し業者も仕事が欲しいので料金が安く、むしろ、積極的に値下げ交渉に応じてくれることが多いんです。
そのため、安く引っ越したいのであれば、閑散期が狙い目!
引っ越すタイミングを自由に決められる方は、繁忙期を避けて、閑散期に引っ越すことをオススメします♪
どうしても繁忙期に引っ越さないといけない方は、引っ越し難民にならないためにも、できるだけ早くから業者探しなどを始めることが大切ですよ!
月の下旬よりも初旬〜中旬が安い
同じ月のなかでも月末(下旬)は料金が高くなる傾向があります。
これは就職や転勤、進学など月初めからスタートすることが多く、それに間に合わせるために月の下旬は引っ越し業者への依頼が増えるからです。
それぞれの料金相場は以下の通り。
時期 | 料金相場 |
---|---|
上旬 | 平均6万1405円 |
中旬 | 平均5万8946円 |
下旬 | 平均6万3448円 |
このように同じ月のなかでも料金相場は若干異なります。
いつ引っ越しても大丈夫なのであれば、月の下旬よりも初旬〜中旬を選んで引っ越すのがオススメです。
なお、時期別の料金相場・安く引っ越す方法については、以下のページで詳しく解説をしていますので、参考にしてくださいね。
作業時間を指定しない or 午後を指定する
引っ越しをする時期だけでなく、何時に作業をしてもらうかでも料金は異なります。
一般的に引っ越し業者は、作業する時間を次の3区分に分けていることが多いです。
- 午前便
- 午後便
- フリー便
このなかで最も料金が安いのが「フリー便」です。
フリー便とは「引っ越しをする日にちだけは決めておき、時間は引っ越し業者にお任せするプラン」のこと(業者によっては日にちも業者指定となるところもあります)。
引っ越し業者としてはトラックの空き状況や、作業員の人数などに合わせて、作業する時間が決められるため、料金を安くしているんです。
実際の作業時間は引っ越しをする日の前日〜3日ほど前には業者から連絡が入りますが、当日の状況によっては作業時間が遅れることもあるので、そこだけは要注意!
と言うことで、時間に余裕があり、少しでも料金を安く抑えたいのであれば「フリー便」を選ぶことをオススメします。
・・・とは言え、作業時間が直前までわからないと困る方もいるはずです。
そのような場合は「午後便」を選ぶことをオススメします。
実は引っ越しをするときには、午前よりも午後に作業をしてもらったほうが、料金が安くなる傾向があるんです。
作業をしてもらう時間ごとの料金相場は以下の通り。
時間 | 料金相場 |
---|---|
7時以前 | 平均26,885円 |
8時ごろ | 平均59,986円 |
9時ごろ | 平均54,808円 |
10時ごろ | 平均43,813円 |
11時ごろ | 平均38,617円 |
12時ごろ | 平均40,757円 |
13時ごろ | 平均38,849円 |
14時ごろ | 平均40,350円 |
15時ごろ | 平均35,422円 |
16時ごろ | 平均34,197円 |
17時ごろ | 平均30,741円 |
18時ごろ | 平均33,430円 |
19時以降 | 平均39,500円 |
このように午後の方が、料金は安くなっています。
と言うのも、午後よりも午前中の作業を希望する方が圧倒的に多いからです。
午前中に作業をしてもらえれば、その日の予定が立てやすくなるだけでなく、近距離の引っ越しであれば、当日の早いタイミングで新居に荷物を運んでもらえますからね。
また、午後の作業は、午前中の作業の影響をモロに受けやすいんです。
例えば、午前中に作業を依頼した人が荷造りを終えていなかったり、あなたの家まで来るときに道が混んでいたりすると、作業のスタート時間が遅れてしまうことも・・・
このような理由から、午後よりも午前中の引っ越しを希望する人が多いんです。
ただ、引っ越し業者としては午前中にばかり予約が入ってしまうと、確保したトラックや作業員をムダに余らせてしまうことに・・・
そのようなことを防ぐために、引っ越し業者は午後の料金を安くすることで、少しでも多くのお客さんに予約をしてもらおうとしているんです。
以上のことを踏まえて、料金を安く抑えたい方は「フリー便」や「午後便」を利用することをオススメしますよ!
早めに予約をしておくと、フリー便や午後便でも、早い時間から作業をしてもらえる可能性が高くなります。100%ではありませんが、予約は早めに済ませておくのがオススメです!
長距離の場合は混載便を使う
長距離の引っ越しをするときには「混載便」を使うと料金を安く抑えられます。
混載便とは「同じ地域・方面に引っ越す人と一緒のトラックで荷物を運んでもらうサービス」のこと。
基本的に引っ越しをするときにはトラックを1台チャーターして行うため、荷物が少ない場合は、トラックに空きスペースができてしまいます。
この空きスペースに他の人の荷物を入れてことで、1つのトラックで複数人の荷物を運ぶことができ、運転手の人件費や、ガソリン代、高速道路代などの実費を安く抑えられるんです。
ただし!混載便を使うときには次の3つのデメリットがあります。
- トラックが埋まってから荷物が郵送されるので、時間がかかる
- 新居へ荷物を運んでもらう日時を指定できない
- 複数人の荷物が一緒に運ばれるので紛失のリスクもある
このなかでも知っておいて欲しいのが「混載便はトラックが一杯に埋まるまで荷物を運んでくれない」ということ。
同じ地域・方面に引っ越す人がいないと、荷物を新居まで運んでもらうタイミングがどんどん遅れてしまい、いつまで経っても新生活が始められないんです。。。
そのため、東京や大阪、名古屋、福岡など主要都市以外に引っ越す場合は、申込者が集まらず、混載便が使えない可能性があることも理解しておいてくださいね。
料金は安くなるものの、すぐに荷物が届かないケースもあるので「荷物が届くまでに、ある程度は時間がかかっても大丈夫」という方にオススメのサービスです!
荷物が少ない場合は単身パックを使う
「進学のために実家から引っ越しをする」
「新居に運ぶ荷物が洋服くらいしかない。。。」
というように荷物が少ない方には「単身パック」を使うと安く引っ越しができます。
単身パックとは「決められたサイズのコンテナボックスに荷物を積んで、他の人の荷物と一緒に運んでもらうサービス」のこと。
進学や就職、転勤、単身赴任など、単身で荷物が少ない方が引っ越すときには、かなり人気が高いサービスなんです♪
ちなみにコンテナボックスというのは以下のようなもの。
※クロネコヤマトの引越サービスより
このように単身パックは、コンテナボックスに積める分しか運べないので、荷物のサイズ・量に制限があります(複数のコンテナボックスを利用すれば、荷物量の問題はクリアできますが)。
ただ、1つのトラックで他の人のコンテナボックスと一緒に荷物を運んでもらえるので、運転手の人件費やガソリン代、高速道路代などの実費を安く抑えられるんです。
また、荷物が少ないことで作業時間が短く済むこともあり、通常の引っ越しと比べると、料金はかなり安くなっています♪
代表的な業者の単身パックの料金は以下の通り。
会社名 | サービス名 | 料金 | 横幅×奥行×高さ(cm) |
---|---|---|---|
日本通運 | 単身パックS | 16,000円~ | 108×74×155 |
単身パックL | 18,000円~ | 108×104×175 | |
単身パック積んでみる1.5㎥ | 17,000円~ | 100×100×150 | |
クロネコヤマト | 単身引越サービス(mini) | 11,000円~ | 104×104×130 |
サカイ引越センター | 小口便引越サービス | 要問合せ | 105×75×144 |
佐川急便 | カーゴプラン | 17,850円~ | 100×75×145 |
西濃運輸 | カンガルー単身MAX+1 | 41,040円~ | 115×128×170 |
プロスタッフ | 単身引越しパック | 15,000円~ | 大物家具4点+小物20点 |
このように安い料金で引っ越せるので、コンテナボックスに収まる荷物量の方であれば、単身パックを使うのがオススメですよ♪
ただし!単身パックを使うときには以下のことに気を付けてください。
- 大型の家具・家電は運べない
- 荷物量が多いとコンテナボックスの数が増える(料金も倍に)
- ダンボールが無料で提供してもらえない
- 荷物の集荷・到着時間を細かく設定ができない
- 基本的には新居への荷物の配達は翌日以降
このようなことに気をつける必要があります。
そのため、荷物量が多い方だけでなく、「今日中に引っ越しを終わらせたい」「作業時間が読めないのは厳しい」と考えている方にも単身パックはオススメしません。
単身パックの特徴をしっかり理解したうえで、利用するかを決めることが大切ですよ♪
なお、単身パックの特徴・料金・運べる荷物量などについては、以下のページで詳しく解説しています。こちらも是非参考にしてください。
一人暮らしの引っ越しだとしても、単身パックが必ずしもベストな選択というわけではありません。単身パックのメリット・デメリットをきちんと踏まえて、利用するかを決めてください。
不用品を処分する
引っ越しの料金を安く抑えたいのであれば、運ぶ荷物を減らすことも大事!
荷物を減らすことができれば、単身パックを利用できるだけでなく、宅急便だけで引っ越すこともできますからね♪
逆に荷物が増えると、利用するトラックのサイズが大きくなったり、荷物を運ぶ作業員が増えたりと、料金が高くなってしまう・・・。
実際に当サイトで100名の方に「引っ越し代を安くするためにやったことは?」というアンケートを取ったときでも、1位は荷物を減らすことでした。
このように引っ越し代を安くするときには、荷物を減らすことが大切!
そのためにも「不用品は徹底的に処分すること」をオススメします。
不用品というのは具体的には以下のもののこと。
- ほとんど着ていない洋服・下着類
- 読まなくなった本・雑誌・漫画
- 賞味期限ギリギリの食品・調味料
- 古い or 壊れている電化製品
- 過去にもらった思い出の品々(手紙・アルバムなど)
このようなものは引っ越しのタイミングで処分するのがオススメ。
不用品の多くが「この洋服はいつか着るかもしれない」「この本はまた読みたいと思っている」「友達からもらったプレゼントだし。。。」と考えて残しているものばかり。
ただ、そのように「一応、残しておこう・・・」と考えたものは、ほとんどが引っ越し後に使うことはありません(笑)
ですので、引っ越しの料金を安く抑えたいのであれば、良い機会だと考えて、思い切って処分することをオススメします!
人によって物の価値観は異なりますが、全く使っていないものや、3ヶ月以上見てもいないものは、不用品と考えると良いですよ。
ちなみに、洋服や電化製品のなかには、リサイクルショップやメルカリなどのフリマアプリを使って、買い取ってもらうことも可能。
時間に余裕がある方は、捨ててしまう前にリサイクルショップに持って行ったり、フリマアプリで出品したりして、お金に換えるのもありですよ♪
家具・家電は引っ越し後に購入する
進学や就職、転勤などで実家から出て、初めて一人暮らしをする方は、新生活で必要なものを新居先で用意することで、引っ越しの料金を安く抑えられます。
これはズバリ!業者に運んでもらう荷物量が減るからですね♪
例えば、家具・家電、絨毯(じゅうたん)、生活用品(食器やハンガーなど)など、新生活ですぐに使わないものは、引っ越し後に購入するのがオススメ。
あとは、事前にネットショップで購入して、配送先を新居にするのもありです!
そうすることで、業者に運んでもらう荷物を減らすことができ、料金を安く抑えられます。
「えっ?そんなの当たり前じゃないの?」と思うかもしれませんが、初めて一人暮らしをするときには、事前にあれこれ買いがち(苦笑)
特に、子供が進学で一人暮らしする場合、親御さんは心配して、家具や家電を事前に購入してあげようとする傾向がありますが、それでは引っ越し料金が高くなってしまいます・・・。
ですので、親御さんもお子さんのために家具や家電を購入してあげるときには、お金だけ渡すか、ネットショップで購入して配送先を新居にするのがオススメですよ!
お子さんと一緒に実家近くの家電量販店に行き、購入するのはネットショップにする方法もあり♪
自分で荷造り・荷ほどきをする
引っ越し業者には荷物の搬出・搬入以外にも、様々なことを「付帯サービス(オプションサービス)」として依頼できます。
代表的なオプションサービスは以下の通り。
- 荷造り
- 荷ほどき
- ダンボールの提供(有料)
- 梱包資材の回収
- 電化製品の配線・取付け
- アンテナ工事
- 照明器具の取外し・取付け
- エアコンの取外し・取付け
- ピアノの搬送・調律
- ペットの搬送
- 不用品の処分
業者によって提供しているサービス内容は異なりますが、基本的にはこれらのサービスを依頼できます。
ただし、引っ越しの料金を安く抑えたいのであれば、これらのオプションサービスはできるだけ利用せず、自分でやるのが鉄則!
オプションサービスは別途費用が発生しますからね。
・・・とはいえ、ピアノやペットの搬送、エアコンの取付け・取外しについては、自分でやるのは、ほぼ不可能ですよね?
ですので、料金を安く抑えたいのであれば、オプションサービスのなかでも「荷造り・荷ほどき」だけは、最低限あなた自身がやることをオススメします。
荷造り、荷ほどきは時間さえかければ、誰でもできる作業ですからね。
料金を少しでも安くしたいのであれば、オプションサービス料を節約してください。
一部のオプションサービスは、引っ越し業者が外部の専門業者にお願いしていることもあります。そのため、値引きできず、料金が高くなりやすいんですよ。
ただ、管理人は「仕事が忙しく荷造り・荷ほどきをする時間が取れない・・・」という場合は、引っ越し業者にお願いするのもありだと考えています。
「タイム イズ マネー(時は金なり)」というように、時間を節約することも、ある意味、お金を浮かせていることに繋がるからです。
また、自分で荷造りをすると決めたものの、引っ越し当日までに荷造りができていないと、業者から追加料金を請求されることも。。。
せっかく料金を安く抑えようとしたのに、追加料金によって通常よりも高いお金を支払うことになってしまったは、元も子もないですからね。
そのバランスを考えながら、荷造り・荷ほどきなどのオプションサービスを利用するかを決めることをオススメします♪
なお、引っ越しをするときの効率的な荷造り方法については、以下のページで解説していますので、こちらも一度読んでみてくださいね。
訪問見積もりで値下げ交渉をする
引っ越しの料金を安く抑えたいのであれば、訪問見積もりで値下げ交渉をすることをオススメします!←これがかなり重要!
訪問見積もりとは、引っ越し業者のスタッフが、あなたの家に訪問して、運びたい荷物などを直接ヒアリングすることで正式な金額を計算すること。
一括見積もりサービスで送ってもらえる見積もりは「概算見積もり(=ざっくりとした金額)」のため、正式に申し込みをする前には、必ず訪問見積もりを受けることになるんです。
ただし!訪問見積もりは正式に依頼する業者だけでなく、検討している複数の業者にもお願いして良いルールになっています。
むしろ、複数の業者に訪問見積もりをしてもらい、業者同士に価格を競わせることで、より安く引っ越すことができるんです。
一括見積もりサービスは業者を絞り込むための予選リーグ、訪問見積もりは優勝を決めるための決勝戦のようなものですね♪
当然、各業者はこの訪問見積もりで仕事を取れるかが決まるため、値下げ交渉に対しても積極的に応じてくれる傾向があるんです。
実際に管理人は、過去に3万円ほどの値下げ交渉に成功したことがあります。
引っ越しの料金を安く抑えたいのであれば、複数の業者に訪問見積もりをしてもらい、料金を競わせて値下げ交渉をすることが、とっても大事なんです!
そして、訪問見積もりで料金を安くするのであれば、次の3つをやってください。
- 訪問見積もりは3〜4社にお願いする
- 即決を迫られても応じない
- お気に入りの業者は最後に
それぞれを以下にて、簡単に解説しますね。
訪問見積もりは3〜4社にお願いする
訪問見積もりは、最低でも3~4社に依頼してください。
というのも、訪問見積もりをしてもらうのが2社だけだと、安い業者の料金に合わせるような形でしか値下げ交渉ができないため、大きな値下げが期待できません。
これが3社以上になると、それぞれが競い合って料金の値下げや、オプションサービスの無料提供などを提案してもらえるんです。
少し時間と手間はかかってしまいますが、引っ越しの料金を少しでも安くしたいのであれば、3〜4社に訪問見積もりをしてもらうことをオススメします。
一括見積りサービスを利用して、訪問見積もりをしてもらう業者を3〜4社まで絞り込むと効率的ですよ!
即決を迫られても応じない
訪問見積もりをしてもらうと、ほとんどの引っ越し業者が「この場で決めて、他の業者を断ってくれたら、○○円安くします」といった交渉をしてきます。
これはどの業者も、あとから訪問見積もりをする業者の方が料金を下げやすく、自分たちが不利になることを知っているから・・・。
だからこそ、必死でその場で契約することを求めてくるんです。
が・・・このような業者からの即決を求める提案には乗るべきではありません。
業者を決めるときには、必ず依頼した訪問見積もりを全て受けてから、どの業者の料金が一番安いのかを見極めることが重要。
先ほどもお伝えしたように、あとから訪問見積もりをする業者の方が、料金を安くしてくれる可能性は大いにありますからね。
ですので、引っ越し業者からの即決を迫る提案には乗らないことが大切です。
ちなみに、その場で決めなくても、後日「前に言ってもらった金額で依頼したい」と伝えれば、訪問見積もりのときに提示された金額で引き受けてくれるので安心してくださいね。
私は「自分は即決できる性格ではないので、1回じっくりと考えさせてください」という断り文句て、食い下がる営業マンを振り切っていました(笑)
お気に入りの業者は最後に
もし、一括見積もりをした段階で「この業者が良さそう・・・」というところを見つけた場合は、最後に訪問見積もりをしてもらうことをオススメします。
先ほどもお伝えしたように、料金の値下げ交渉はあとから来る業者の方が断然やりやすい!
それまでに訪問見積もりをしてくれた業者の料金を伝えることで「ここまで料金を下げてくれたら、御社で即決します」という交渉もできますからね。
そのため、もし一括見積もりの段階で、良さげな業者があるときには、一番最後に訪問見積もりをしてもらうように、スケジュールを組むことをオススメしますよ。
そうすることで、スムーズに値下げ交渉ができ、かつお気に入りの業者にお願いできますよ♪
お気に入りの業者がない場合は、個人的には大手業者を最後にもってくることをオススメします。大手業者は企業としての体力があるので、値引き交渉がしやすい印象です!
以上の3つが、訪問見積もりをするときにやって欲しいことです。
「引っ越し代を節約できるかは、訪問見積もりでの値下げ交渉にかかっている」といっても過言ではありません!
お伝えした3つのポイントを意識することで、スムーズに値下げ交渉をしてください。
なお、訪問見積もりについては以下のページで詳しく解説していますので、値下げ交渉を成功させたい方は、ぜひチェックしてくださいね♪
料金はクレジットカードで支払う
最後に引っ越し代はクレジットカードで支払うことをオススメします。
少し前までは引っ越し代は現金払いのみという業者が多かったんですが、最近はキャッシュレス化が進んでいることもあり、カード払いができる業者も増えてきたんです。
カード払いをする最大のメリットは、ポイントが貯まること!
例えば、楽天カードのように100円につき、1ポイントが貯まるクレジットカードで支払った場合、引っ越し代が50,000円かかったときには、500ポイントが貯まります。
楽天カードの500ポイントは、楽天市場などで「1ポイント=1円」として使えるので、500円相当のポイントを貯められるということです♪
たった500円・・・と思うかもしれませんが、現金払いをしたときにはポイントは貯まりませんからね。節約をしたい方は、このようなポイント還元は見逃すべきではありません。
「チリも積もれば山となる」というように、毎日の生活でポイントをコツコツ貯めていけば、最終的には大きな節約になりますよ!
余談ですが、過去に私が引っ越し業者に対して「カード払いはできませんか?」と聞いたところ、「現金払いにしてくれたら、見積もり額の端数を値引きしますので、どうでしょうか?」と言われたことがあります。
そのときの値引いてもらった金額は800〜900円ほどだったので、最終的にはカード払いでポイントを貯めるよりもお得に♪
引っ越し業者はカード払いよりも、現金払いを希望することが多いので、業者に対して「カード払いにさせてくれたら、御社に決める」などと交渉するのもありですよ!
このページのおさらい♪
このページでは引っ越しの料金を安くする10の裏技を解説しました。いかがでしたでしょうか?
改めて料金を安くする10の裏技を紹介すると、、、
- 複数の業者から見積もりを取り、料金を比べる
- 繁忙期(3〜4月上旬)は避ける
- 作業時間を指定しない or 午後を指定する
- 長距離の場合は混載便を使う
- 荷物が少ない場合は単身パックを使う
- 不用品はできるだけ処分を
- 家具・家電は引っ越し後に購入する
- 自分で荷造り・荷ほどきをする
- 訪問見積もりで値下げ交渉をする
- 料金はクレジットカードで支払う
これらの方法をやることで、引っ越しの料金を安く抑えることができます。
ただ、全ての方法をできる人は、ほとんどいないはず。どうしても3〜4月に引っ越さないといけない人もいますからね。
ですので、あなたができる部分だけでも確実にやるようにしてください。
特に「複数の業者から見積もりを集めて、料金を比べる」ということは、一括見積もりサービスを使えば、誰でも簡単にできることです。
最低でもこの方法だけは実践することで、少しでも引っ越しの料金を安く抑え、新生活にお金を回せるようにしてくださいね♪