自動車・バイクを遠くまで運ぶ3つの方法

引っ越しの基本情報

「車を引っ越し先にまで運びたいんだけど、どうすれば良いの?」
「自分で運転する以外にも、運ぶ方法ってある?」

ヒロセ
ヒロセ

こんにちは!単身赴任パパこと“ヒロセユウヤ”です。

引っ越し先でも、自分の車やバイクを使いたいという方は多いはず。

ただ、移動する距離が近ければ、自分で引っ越し先まで運転していけば良いのですが、距離が遠いと、運転する自信がなかったり、忙しくて運ぶ時間がなかったりするかもしれません。

こうした場合には、車やバイクの輸送をしてくれる代行業者などにお願いする方法もありますが、ある程度のお金もかかってしまうので、メリット・デメリットを踏まえて検討することが大切。

このページでは引っ越しに伴い、自動車やバイクを遠くまで運ぶ方法や注意点を紹介します。少しでも参考になれば幸いです。

車・バイクを運ぶ方法は大きく3つ

自動車やバイクを運ぶには、大きく次の3つの方法があります。

  • 自分で運転して運ぶ
  • 引っ越し業者に依頼する
  • 輸送業者を利用する

それぞれにメリット・デメリットがありますので、簡単に解説していきますね。

自分で運転して運ぶ

まずは自分で自動車やバイクを運転して、引っ越し先まで運ぶ方法です。

自分で運ぶ最大のメリットは、安く自動車・バイクを運べること!

輸送でかかるのは基本的に「高速道路代+ガソリン代」だけなので、安く自動車やバイクを運びたい方にはオススメの方法です。

例えば、東京ー大阪間で運ぶときには、

高速道路(11,750円)+ガソリン代(5,629円)=17,379円
※ガソリン35.56L×158.3円/Lで計算

という金額で運ぶことができ、当然距離が近ければ近いほどコストも下がっていきます。

ただし、、、自分で運ぶためには、時間と体力は使わなければいけません

先ほどの東京ー大阪間であれば、休まずに運転して6時間ほどかかるため、体力的にもかなりの負担が・・・。

長距離の運転に慣れていない方であれば、事故のリスクも高くなるので、運転に自信がない方は、後ほど紹介する他の方法も検討することをオススメしますよ。

ヒロセ
ヒロセ

よっぽど運転に自信があるのであれば、長距離移動をするのも良いと思いますが、少しでも不安を感じるのであれば、他の手段の方が良いですね。。。

引っ越し業者に依頼する

自動車やバイクの輸送を引っ越し業者にお願いすることもできます。

引っ越し業者にお願いするメリットは、荷物の引っ越しと合わせて見積もりや、手続きを進められること!

荷物は引っ越し業者に、自動車やバイクは別の業者に・・・という手間がかからないため、とってもスムーズに手続きを進めることができます。

ただし!引っ越し業者に依頼をすると、普通に輸送業者に依頼をするよりも割高になるケースが多いので要注意です(←これがデメリット!)。

というのも、引っ越し業者のなかには、自動車やバイクの輸送を提携の業者に委託していることがあります。

その場合は、引っ越し業者が仲介手数料を取っていることもあるため、通常よりも料金が高くなってしまうんです。

そのため、少しでも料金を安く抑えたいのであれば、引っ越し業者ではなく、輸送業者に直接依頼することをオススメしますよ。

輸送業者を利用する

最後に、自動車・バイク専用の輸送業者を依頼する方法です。

輸送業者というのは、その名の通り、あなたに代わって目的地まで自動車・バイクを運んでくれるサービスを提供している業者のこと。

自分で運ぶよりもコストはかかりますが、引っ越し業者に依頼するよりも安く、自動車・バイクを引っ越し先に運べる可能性があります。

さらに輸送業者のなかには、追加料金を支払うことで自動車・バイクの住所変更や、ナンバープレートの変更などもお願いできるところもあるため、細かな手続きを任せたい方にもオススメです。

ただし、引っ越し業者とは別に輸送業者を探して、手続きをしなければいけないので、その分だけ手間はかかってしまうことは知っておいてください。

ヒロセ
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餅は餅屋」というように、車両輸送も専門業者にお願いをした方が、低価格で安全に運べる可能性が高いということですね。

輸送業者の料金は移動距離で異なる

ここで1つ気になるのが「輸送業者を利用する場合、どれくらいの費用がかかるのか?」ということではないでしょうか?

輸送業者にお願いしたときの料金は、移動距離と車種によって異なります

参考として「代行.net」を利用して、東京都新宿区から全国各地に車両輸送をしたときの料金目安が以下の通りです。

トヨタ プリウス
ホンダ NBOX
ヤマハ(251cc~400cc)
SR400
スズキ(~50㏄)
アドレスV50(G)
北海道 札幌市中央区 57,420円 58,740円 52,910円
宮城県 仙台市青葉区 39,490円 27,830円 25,080円
新潟県 新潟市中央区 36,850円 27,830円 25,080円
愛知 名古屋中村区 33,660円 27,830円 25,080円
大阪府 大阪市北区 39,490円 34,650円 31,240円
広島県 広島市南区 56,760円 43,890円 39,600円
福岡県 福岡市博多区 52,360円 52,030円 46,860円
鹿児島県 鹿児島市 63,250円 61,380円 55,330円

※車両状態:可動/最低地上高:15センチ以上
※2023年1月1日現在の価格

このように移動距離・車種によって料金は異なりますので、詳細な金額を知りたい方は、輸送業者に見積もり依頼をしてくださいね。

3つの方法の特徴をまとめてみた

ここまでに紹介した3つの方法の特徴を簡単にまとめたのが次の表です。

自分で運ぶ 引っ越し業者 輸送業者
料金の安さ
体力的な負担
契約の手続きの手間
住所変更の手間 × ×

それぞれの方法にメリット・デメリットはあります。

そのため「あなたが自分で運ぶことはできるか?」「手間とコストの何を優先するのか?」などを踏まえて、どの方法で自動車やバイクを運ぶかを考えることがオススメですよ。

沖縄・離島に運ぶときには専門業者に依頼を

ここまで自動車やバイクを引っ越し先に運ぶ方法を紹介しました。

ここで1つ知っておいて欲しいのが「沖縄・離島に運ぶときには専門業者に依頼するべき」ということ。

というのも、沖縄や離島に自動車やバイクを運ぶためには、海を渡らなければいけないため、自力で運ぶのはかなり負担が大きいんです。

例えば、沖縄へ自動車やバイクを運ぶためには、鹿児島の港まで行き、そこからフェリーに自動車やバイクを載せて、沖縄まで行く必要があります(2023年1月現在、人と自動車・バイクが一緒に沖縄まで行けるフェリーが出ているのは鹿児島だけ)。

そのため、自分で沖縄まで自動車やバイクを運ぶとなると、運転する距離はかなり長く、コスト的にもかなりの金額がかかってしまうんです。

仮に東京から鹿児島まで車を運転していくとなると、ノンストップでも16時間近く運転しなければいけませんし、費用も高速道路代で19,870円、ガソリン代で15,290円がかかります(ナビタイム参照)。

さらに鹿児島から沖縄までのフェリー代(人と自動車の乗車賃)がかかるので、トータルではかなりの金額がかかることになるんです。

ヒロセ
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途中で宿泊するとなると、その分のホテル代もかかりますからね・・・。なんだかんだで、結構なお金がかかると考えておいた方が良さそうです。

そこでオススメなのが離島を専門にしている車両輸送業者にお願いする方法。

沖縄をはじめ離島専門の車両輸送サービスで有名な「アイランデクス」は、沖縄諸島行きのフェリー会社と提携することで、低価格かつ安全に車やバイクを運んでくれます。

特にアイランデクスのような離島専門の輸送業者では、車やバイクを安心して預けられるように、各種補償が用意されていることが大きなメリット!

自分で車やバイクを運ぶ場合だと、フェリーで輸送したときに車体が傷ついたり、凹んだりしても補償がないため、完全に自己責任となってしまいますからね(輸送中に生じた軽微な傷等については免責となることは知っておいてください)。

このように自分で車やバイクを運ぶよりも、専門業者にお願いをした方が、手間や負担もかからず、安全に輸送することができるんです。

さらに、離島専門の輸送業者は、独自の海運ルートがあるので、低コストで車やバイクを沖縄まで運ぶことができます。

例えば、沖縄への車両輸送を行っている「CHCコンテナ引越しセンター」で、沖縄まで車両輸送するときの料金をまとめたのが以下の表です。

軽自動車 普通自動車 バイク
東京 有明湾 50,000円(54,800円) 57,000円(62,500円) 37,000円〜
大阪 南港 49,000円(53,700円) 52,000円(57,000円) 36,000円〜
愛知 名古屋あおなみヤード 57,000円(62,500円) 60,000円(65,800円) 52,000円〜
宮城 仙台ヤード 70,000円(76,800円) 75,8000円(82,300円) 52,000円〜
北海道 苫小牧港 72,000円(79,000円) 82,000円(90,000円) 要問い合わせ
福岡 博多港 50,000円(54,800円) 56,000円(61,400円) 37,000円〜

※ ()内の料金は基本料金、赤字の料金はWEB割適応価格(税別)となります。
※参考:沖縄への車輸送/CHCコンテナ引越しセンター

このように専門業者に依頼をすることで、低価格で沖縄へ車両輸送ができるだけでなく、鹿児島までの運転&フェリー移動の負担も抑えられるんです。

さすがに鹿児島まで長距離の運転をするとなると、事故も怖いですからね。

鹿児島付近に住まわれている方や、よっぽど長距離運転が苦にならない方を除いては、専門の車両輸送会社にお願いをするのが賢い選択と言えます。

沖縄や離島への車両輸送を検討している方は、参考にしてください。

ヒロセ
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離島専門の車両輸送会社ということで、実績も豊富!安心して車やバイクを運んでもらうためにもオススメですよ♪

輸送業者に依頼する前にやるべきこと

初めて引っ越し業者や輸送業者に、車両輸送をお願いするときには、次の3つに気をつけるようにしてください。

車内やトランクを片付ける

自動車を輸送してもらうときに、車内やトランクに荷物を載せておくことは原則禁止です。

もし、荷物が失くなったり、壊れたりしても輸送業者に補償してもらえません。また荷物が動いて、車内が傷ついても補償されないので要注意!

輸送業者に車を預ける前には、車内やトランク内には荷物を残しておかないように片付けておくことをオススメしますよ。

自動車・バイクの写真を撮っておく

自動車やバイクを預けるときには、あなたが立ち合いのもとで、キズや凹みの有無などを確認する業者が多いです。

ただ、心配な方は、このタイミングで車体の写真を撮っておくことをオススメします。

写真を撮っておけば、引っ越し後に自動車やバイクの傷や凹みなどに気づいたときに、それが輸送前のものか、輸送中のものなのかを判断できますからね。

ちなみに、自動車やバイクの受け取り後、しばらくしてから傷や凹みに気付いたとしても、補償はしてもらえないことが多いので気をつけてください。

到着予定日を確認する

特に引っ越し業者に自動車・バイクの輸送をお願いするときには、到着予定日を確認しておくことをオススメします。

というのも、自動車やバイクは、あなたの荷物とは別のキャリアカーなどで輸送されるため、引っ越し日とは異なるタイミングで到着するケースが多いです(1日〜数日後に届くのが一般的)。

また、輸送された自動車やバイクを引き取るときには、あなたか家族の立ち会いが必要となるため、不在のタイミングで届かないように気をつけましょう。

この3つのポイントに気をつけておけば、安心して輸送業者に自動車やバイクを運んでもらえますよ!

引っ越し後に必要な手続きは?

最後に、自動車やバイクを引っ越し先へ運んだあとにやるべき手続きを紹介します。

自動車・バイク共通

  • 運転免許証 / 運転免許試験場、運転免許更新センター、警察署
  • (任意)保険の住所変更 / 加入している保険会社

普通自動車

  • 車庫証明(自動車保管場所証明書)/ 警察署
  • 車検証(自動車検査証)/ 運輸支局・自動車検査登録事務所
  • ナンバープレート/ 運輸支局・自動車検査登録事務所
    ※管轄の運輸支局が変わる場合

軽自動車

  • 車庫証明(保管場所届出)/ 軽自動車検査協会
    ※引っ越し先の市区町村によっては手続き不要
  • 車検証/ 警察署
  • ナンバープレート/ 軽自動車検査協会
    ※管轄の軽自動車検査協会が変わる場合

バイク(住所変更)

  • 125cc以下の原付(1種・2種)/ 市町村の地方自治体
  • 軽二輪(126cc~250cc)/ 国土交通省の陸運支局
  • 小型二輪(251cc以上)/ 国土交通省の陸運支局

このように引っ越し後に自動車やバイクを運転するためには、各種住所変更などの手続きをする必要があります。

これらの手続きを忘れてしまうと、免許証の更新の連絡が自宅に届かなかったり、自動車税の通知が届かなかったりするだけでなく、最悪の場合は罰金が課せられることもあるので要注意です。

どの手続きが必要かを確認して、引っ越し後にはサッと手続きをしてしまうことをオススメします!

ヒロセ
ヒロセ

引越しをするときは、荷物(今回は車やバイク)を運んで終わりというわけではなく、手続きまでちゃんとやるところまでがひとセットですよ♪

このページのおさらい♪

このページでは自動車やバイクを引っ越し先まで運ぶ方法を解説しました。

いかがでしたでしょうか?

大事なポイントをおさらいすると、、、

  • 輸送するには大きく分けて「自分で運ぶ」「引っ越し業者に依頼する」「輸送業者に依頼する」という3つの方法がある
  • 自分で運ぶことでコストは抑えられるが、体力の負担は大きい
  • 引っ越し業者は手間は抑えられるが、料金は割高になりやすい
  • 輸送業者は契約の手間はかかるが、手続きの代行もお願いできる
  • 沖縄や離島へ運ぶときは専門業者に依頼するのがオススメ
  • 引っ越し後には各種手続きを忘れずに

このようなポイントを知っておけばOK!

引っ越し先が近いのであれば、自分で自動車やバイクを運転して運べば良いですが、引っ越し先が遠いと運転して運ぶのはかなりの負担になります。

そのため、運転に自信がなかったり、できるだけ負担をかけずに運びたいのであれば、引っ越し業者や輸送業者を使う選択肢もあり!

お金はかかってしまいますが、事故などの心配なく、引っ越し先まで自動車やバイクを運べるので輸送方法を悩んでいるのであれば、ぜひ検討してくださいね。

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