「スムーズに荷造りをする方法はある?」
「梱包をするときの注意点があれば知りたい」
引っ越しをするときには荷造りをしなければいけません。
ただ、、、荷造りって、なかなかスムーズに進められないですよね?
こんにちは!単身赴任パパの“ヒロセユウヤ”です!
単身で引っ越すときでも、一番手間と時間がかかるのが「荷造り」です。
新居が決まったタイミングからコツコツと荷造りを進めていれば、問題はありません。
ただし、引っ越しの直前にやろうとすると、かなり大変なことになります(涙)
特に引っ越し業者を利用する場合、荷造りができていないと追加料金が発生したり、作業が中止になってしまったりすることも・・・。
このページでは、私が過去に7回引っ越しをしてきた経験を活かして、スムーズに荷造り・梱包をするテクニックを紹介しますね♪
新居が決まったら、最優先で引越し業者を探すことをオススメします。
実は、、、同じ荷物量・移動距離でも、業者ごとに料金が全然違うので、引っ越し代を安く抑えるためにも、複数の業者の料金を比べるのは鉄則!
詳しくは「複数の業者から見積もりを取り、簡単に料金を安くする方法を解説!」というページで解説しているので、一度チェックしてください♪
スムーズに荷造りをするための5つのステップ
では、早速どうやって荷造りをしていけば、スムーズに進められるのかを解説します。
具体的には以下の流れで進めるのがオススメです♪
- 持っていく荷物・処分する荷物のリストアップ
- 荷造りに必要なアイテムを用意する
- どの部屋・場所に置くかを考える
- 使わないものから順番に梱包していく
- 引っ越し当日に使ったモノ&手荷物をまとめる
このような流れで進めていけば、サクッと荷造りを終わらせられるます。
また新居に荷物を運んだ後にも、スムーズに片付けていくことができるんですよ♪
逆にバラバラの順番で進めていくと「やっぱり、この荷物は処分しようかな・・・」「どのダンボールに入れたかわからない。。。」など、二度手間、三度手間になることもあるので要注意!
では、それぞれの流れを詳しく解説しますね。
持っていく荷物・処分する荷物のリストアップ
まずは新居に持っていく荷物と、処分する荷物を仕分けるところから始めてください。
「えっ?荷造りしながら決めれば良いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、先に「何を持っていくのか?」「何を処分するのか?」を考えるのは、とっても大事。
その理由は次の3つ。
- 荷造りに必要なダンボール数などが変わる
運ぶ荷物量によって、ダンボールや緩衝材などの用意する量が変わるので、荷造りに必要なアイテムをムダに購入することを防げます。 - 不用品の処分にも時間がかかる
特に不燃ゴミや粗大ゴミは捨てられる日にちが決まっています。早めに処分するモノを決めることで、効率的に不用品の処分ができますよ。 - 荷物が減れば、引っ越し代を節約できる
安く引っ越したいのであれば、持っていく荷物を減らすのが大事!単身パックを利用する方は、運べる荷物量に制限があるので、先に持っていくモノを絞っておこう!
このような理由から、最初に持っていく荷物と処分する荷物をリストアップするべきなんですよ♪
ちなみに荷造りをしながら、持っていくモノ・処分するモノを決めようとすると「あぁ〜これは一応、持っていこうかな〜」と次から次へと荷物を残したくなりがち。
結果、持っていく荷物がドンドン増えてしまい、引っ越し代が高くなったり、改めて運ぶ荷物を減らさなければいけなくなったりと、二度手間になりやすいんです・・・(涙)
最初に思い切って処分するモノを決めないと、新居に荷物を運んでからも、ずっと使うことなく、場所だけとる荷物が増えてしまいますよ(←体験談)
ですので、最初に「絶対これは持っていく必要がある」「実家に残しておく」「このタイミングで処分してしまう」とドンドン決めていくことをオススメします♪
荷造りに必要なアイテムを用意する
新居に持っていく荷物を決めたら、次は荷造りに必要なアイテムを用意してください。
荷造りに必要なアイテムは色々ありますが、ここでは次の2つに分けて解説しますね。
- ダンボール
- 荷造りで役立つアイテム
それぞれを簡単に解説するので参考にしてください。
ダンボール
荷造りをするときに必ず使うのが「ダンボール」です。
一人暮らしで必要となるダンボール数(Mサイズ/120サイズ)の目安は以下の通り。
個数 | 割合 |
---|---|
9個以下 | 24.6% |
10個 | 29.1% |
15個 | 24.7% |
20個 | 14.1% |
30個 | 5.5% |
40個 | 0.1% |
50個 | 0.7% |
60個 | 0.1% |
70個 | 0.1% |
80個 | 0.0% |
90個 | 0.1% |
参考:https://hikkoshizamurai.jp/report/press003/
このように単身で引っ越す場合、ダンボールは大体10〜20個になる傾向が多いことが分かります(実家から出る場合は15個もあれば十分です)。
また、すでに一人暮らしをしている方は、今住んでいる部屋の間取りから、どれくらいのダンボールが必要かを考えるのがオススメです。
具体的な目安は以下の通り。
間取り | ワンルーム | 1K〜1LDK | 2K〜2LDK | 3K〜3LDK |
---|---|---|---|---|
9個以下 | 31.3% | 20.8% | 11.8% | 10.0% |
10個 | 31.5% | 28.1% | 15.0% | 12.2% |
15個 | 22.7% | 27.1% | 11.5% | 8.3% |
20個 | 10.2% | 15.3% | 23.4% | 14.1% |
30個 | 3.2% | 6.5% | 23.6% | 15.6% |
40個 | 0.8% | 1.4% | 7.3% | 8.8% |
50個 | 0.2% | 0.7% | 5.6% | 21.4% |
60個 | 0.0% | 0.1% | 1.0% | 5.6% |
70個 | 0.1% | 0.0% | 0.4% | 1.9% |
80個 | 0.0% | 0.0% | 0.3% | 1.3% |
90個 | 0.0% | 0.0% | 0.1% | 0.8% |
参考:https://hikkoshizamurai.jp/report/press003/
このようにワンルームから1LDKまでなら10〜15個、2K以上の部屋に住んでいる方は20個〜30個あれば足りることが多いようです。
そして、ダンボールを用意する方法は次の3つ。
- 引っ越し業者に提供してもらう
- ホームセンターやネットショップで購入する
- スーパーや家電量販店から無料でもらう
まず引っ越し業者を利用するときには、契約すると無料でダンボールをもらえることが多いです(単身パックでは有料での購入になることもあります)。
引っ越し業者は、多めにダンボールを提供してくれるので足りなくなることは、ほとんどありません。
そして、使わなかったダンボールは引っ越し当日に回収してもらえるので、処分する手間も省けて効率的です♪
業者からもらえるダンボール数には制限がありますが、単身の引っ越しでは十分な量(30〜50個ほど)なので足りなくなることはありませんよ!
次に業者からダンボールをもらえない場合は、ホームセンターやネットショップで買うことをオススメします。
ホームセンターやネットショップで買うと1個200〜300円ほどかかりますが、同じサイズ・形のものを用意できるので、使い勝手は抜群!
先ほどもお伝えしたように、最初に持っていく荷物・処分する荷物をリストアップしておけば、余分にダンボールを買わずに済み、ムダな出費を抑えられますよ♪
なお、ダンボールにお金をかけたくないのであれば、スーパーやドラッグストア、家電量販店などにいけば、無料でもらえることもあります。
ただ、無料でもらえるダンボールはサイズや形が揃わないので、荷造りがしづらく、かつ運びにくいです。
またスーパーやドラッグサイズのダンボールは汚れていたり、濡れてもろくなっていたりすることも多く、最悪の場合、見えない部分に虫の卵が付いていると、新居で虫が発生する原因になることも・・・。
ですので、自分でダンボールを用意する場合は、ホームセンターやネットショップで購入することをオススメしますよ。
荷造りで役立つアイテム
次に荷造りをするときに役立つアイテムを準備してください。
具体的には以下のものです。
必須アイテム
アイテム | 補足 |
---|---|
ガムテープ(布製) | ダンボールを閉じるときに使用。紙製よりも布製の方が使いやすいですよ。 |
養生テープ | 切りやすく、貼っても跡が残らないので使い勝手が良いです。ただし!ダンボールの底には使わないように! |
カッター・はさみ | 荷造りをするときには必須アイテムです。カッターは刃が太いものがオススメです。 |
ビニール紐 | 本や雑誌などをしばるときに使います。また解体した家具をまとめたり、家電のコードを束ねたりするときにも使えます。 |
油性マジック | ダンボール内に何が入っているかを書くために使います。 |
新聞紙 | 食器類など割れ物を梱包するときに便利。ダンボールの空きスペースを埋める緩衝材としても使えます。 |
ゴミ袋 | 不用品をガンガン処分するため、多めに用意しておくのがオススメ。 |
軍手 | ダンボールや紙類などで手を切らないようにするため。滑り止め付きのものがオススメです。 |
ドライバーセット | 本棚やラックなどを解体するときに使用。いろいろなサイズのプラス・マイナスドライバーがあると便利。 |
布団圧縮袋 | 布団をコンパクトにできるので運びやすくなります。ぬいぐるみなどをまとめるときにも便利! |
あると便利なアイテム
アイテム | 補足 |
---|---|
プチプチ(エアキャップ) | 食器や貴重品などの割れ物をより安全に運びたいときには便利! |
台車 | 自力で引っ越すときにはかなり役立ちます。大家さんなどに借りるのもあり♪ |
スーツケース | わざわざ買う必要はありませんが、自分の手で運ぶ荷物が多いときには便利です。 |
結束バンド | テレビやパソコンなどのケーブルを束ねるときに便利。ビニール紐でも代用可。 |
これらのアイテムを揃えることで荷造りをスムーズに進められます。
ちなみに「あると便利なアイテム」については、わざわざ購入してまで用意する必要はありません。どうしても欲しい!というときだけでOKですよ♪
必須アイテムは最初にすべて揃えておくことで、効率的に荷造りができます。新居でも使う機会があるはずなのでムダにもなりにくいですよ♪
どの部屋・場所に置くかを考える
荷造りに必要なアイテムを揃えたら、次は「荷物を新居のどの部屋・場所に置くのか?」をざっくりでも良いので考えてください。
特に1DK以上の部屋に住む方は、荷物をどこに置くのかを考えておくことで、スムーズに引っ越しができます。
理由として、荷造りしたダンボールに、どの部屋・場所に置くのかを書くことで、引っ越し業者や、手伝ってくれる友人にあれこれ指示を出さなくても、荷物を希望する場所に運んでもらえるからです。
逆に荷物の置き場所を決めておかないと、新居に荷物を運び入れるときに、1つ1つ指示を出さないといけないので、手間がかかります・・・。
また、荷物をいったん全てリビングに置いてもらい、あとから自分で移動させようとするのも、かなりの重労働に・・・。
特に女性の方だと、重いダンボールを移動させるのは、大変ですからね。
荷造りを進めながら考えも良いですが、最初にある程度はイメージしておくことをオススメしますよ♪
あとで考えようとすると、大体「とりあえず、リビングに・・・」ということになるので、事前に考えておくと良いですよ(←体験談w)
使わないものから順番に梱包していく
ダンボールなど必要なアイテムを用意できたら、いよいよ荷造りのスタートです。
効率的に荷造りを進めるには「梱包していく順番」が大切♪
逆に見えるところから手当たり次第に梱包すると、あとから「ダンボールに入れたけど、やっぱり使いたい」ということが起きやすく、非効率です。
また「衣類」「キッチン・食器類」「本・雑誌類」など、荷物の種類をある程度まとめてダンボールに梱包できれば、新居での荷ほどきもスムーズになります。
逆に荷物の種類を揃えず、バラバラに梱包すると、ダンボール数が増えてしまい、引っ越し代が高くなってしまう可能性があるので気をつけてくださいね。
具体的には以下の順番で進めていくことをオススメします。
- STEP1ほとんど使わないモノ
まずは、ほとんど使わないけど新居に持っていきたいモノから梱包をしてください。目安は引っ越しの1週間〜5日前までに終わらせるのがオススメです。この荷物があまりにも多い場合は、実家に置いていくor預かってもらうことも検討を。
ex.シーズンオフの洋服・靴、思い出の品、ホットプレートなど
- STEP2時々使うモノ
次に時々使うモノを少しずつ梱包してください。目安は引っ越しの5日〜3日前までに終わらせるように進めるのがオススメ。ここの荷物は、あとから追加される可能性もあるので、ギリギリまでダンボールは閉じないようにするのがコツですよ!
ex.キッチン用品、食器類(お皿、グラスなど)、DVD・BD、マンガ、家具(本棚、ラックなど)、靴、買い置きしてあるもの
- STEP3よく使うモノ
最後によく使うモノを梱包してください。目安は引っ越しの2日前〜前日までに終わらせるように!この荷物をできるだけ減らせるように、梱包できるものから少しずつ手を付けていくことをオススメしますよ♪
ex.洋服、お風呂セット(タオル、シャンプー、洗顔など)、残っている食器&キッチン用品(包丁、まな板など)、家電(テレビ、DVD/BDプレイヤー、電子レンジなど)
このような順番で梱包を進めていってください。
なお、荷物を梱包したダンボールは、玄関から遠い部屋・場所に置いておくのがオススメです。
生活のメインスペースや通路に置いたままだと、かなり生活の邪魔になります・・・(涙)
引っ越し日までの期間も生活することを考えて、ダンボールの置き場所を考えることが大切ですよ♪
生活スペース・導線もキープするためにも、玄関から遠い場所から荷造りをしていくのが良いですよ♪
なお、リサイクルショップに買い取ってもらうモノを除いて、荷造り中に出てきた不用品やゴミは、どんどん処分していくことをオススメします。
不用品やゴミが残されたままだと、正直、荷造りが進んでいるのかがわかりにくい。。。
それよりはドンドン部屋をスッキリとさせていくことで、モチベーションを高めながら、荷造りを進めていってくださいね♪
引っ越し当日に使ったモノ&手荷物をまとめる
最後は、引っ越し当日の荷造りです。
引っ越し当日に荷造りをするのは、大きく分けて次の2つ。
- 引っ越し当日に使ったモノの梱包
衣類、タオル、食器類、トイレットペーパー、ティッシュ、カーテン、照明器具、掃除道具など - 手荷物(自分で運ぶモノ)をまとめる
お財布、貴重品(印鑑・通帳・パスポートなど)、ノートパソコン、引っ越し後すぐに使う書類(転出証明書・年金手帳など)、荷物が届くまでの着替え、洗面道具など
これらを引っ越し業者が来るまでに、梱包してください。
なお、引っ越し当日に使ったものは、新居でもすぐに使うことになるので、できるだけ同じダンボールにまとめておくのがオススメです。
そして、すべての荷物を梱包することができたら、最終的にダンボールが何個になったのかを数えておいてください。
これは万が一、引っ越し業者がダンボールを紛失したときに、すぐに気付けるようにするためです。
荷物が紛失することは、ほぼほぼ起こりませんが、念のため、数えておくのをオススメしますよ!
自分で運ぶ手荷物が多い方は、キャスター付きのスーツケースを利用すると、手軽に運べて便利です♪
以上がスムーズに荷造りをしていく流れになります。
お伝えした順番通りに進めていけば、1週間ほどで荷造りを終わらせることができるので、ぜひ参考にしてくださいね!
業者に荷造りをお願いする場合は?
引っ越し業者の「お任せプラン」などで、荷造りをお願いする場合でも、何もしなくて良いわけではありません。
具体的に以下のことはやらなければいけないので要注意!
- 荷物をどの部屋・場所に置くのかを決める
- 冷蔵庫・洗濯機の水抜き
- 作業スタッフに見られたくないもの(下着類など)の荷造り
- ゴミ・不用品の処分
- 自分で持っていく手荷物の準備
このようなことは最低限やらなければいけないことは知っておいてください!
なお、引っ越し業者のお任せプランは、以下のページで詳しく解説をしています♪
ダンボールに梱包するときの5つのポイント
ここまでスムーズに荷造りをする流れを解説しました。
では、ここからダンボールに荷物を梱包するときに知っておくべきポイントを解説します。
具体的には次の5つです。
- 基本的にはサイズは大きく、形も揃える
- スペースを空けない、でも入れすぎない・・・
- 側面に何が入っているかを書く
- 閉じるのは引っ越しの直前に
- ガムテープで閉じるときには底が抜けないように!
それぞれを簡単に解説しますね。
基本的にはサイズは大きく、形も揃える
ダンボールは基本的に形・サイズをバラバラにせず、Mサイズ(120サイズ)で揃えるのがオススメ!
形やサイズが揃っていると、荷物の梱包、搬入・搬出がしやすいですからね♪
逆にサイズが小さいと、ダンボール数が増えますし、形が違うとかさばってしまいます。結果、引っ越し業者を利用するときには、料金が高くなることも・・・。
自家用車やレンタカーで引っ越すときも、荷物を積み込むのに苦労します。
また、Lサイズ(140サイズ)だと荷物を入れ過ぎることになり、重さがヤバいことに・・・かなり大きいので持ち運ぶのもかなり大変ですよ。
ですので、荷造りするときに、ダンボールはM(120)サイズで、形を揃えて使うようにしてくださいね♪
Sサイズ(100サイズ)のダンボールは「あと少しだけ梱包したいものがある」というときに使うことをオススメします!
スペースを空けない、でも入れすぎない・・・
ダンボールに荷物を梱包するときにな、スペースを空けないようにするのが大事!
スペースを空けると、ダンボール数が増えてしまうだけでなく、運ぶときに荷物同士がぶつかって、破損の原因になります。
特に食器類などの壊れやすいものを梱包するときには、空いた部分を新聞紙やタオルなどで埋めるのがオススメですよ。
ただし!スペースを埋めるために、荷物を詰め込みすぎるのも要注意!
あまりにも荷物を詰め込むと、今度は重すぎてダンボールの底が抜けたり、一人で持ち運べなくなったりします。
特に本・雑誌・マンガは、1つのダンボールにまとめやすいですが、詰め込みすぎると、かなりの重さに、、、私はそのせいで腰を痛めました(涙)
重い荷物を入れるときには、半分は衣類などの軽いモノでスペースを埋めるなどして、自分でも運べる重さに調整するようにしてください♪
側面に何が入っているかを書く
ダンボールに荷物を梱包したら、以下のことを側面に書くことをオススメします。
- 何が入っているか?
- 新居のどの部屋・場所に置くか?
- 割れ物か?
このようなことを書いておくことで、引っ越し業者が新居に荷物を運んだり、荷ほどきをしたりするときに、作業がかなり楽になるんですよ♪
ちなみに、引っ越し業者から提供してもらえるダンボールには、なかに何が入っているのか?割れ物なのか?などが書けるようになっているものもあります。
具体的に、サカイ引越しセンターのダンボールは以下のようなものでした。
このようなものも活かしながら、ダンボールには梱包したモノ、新居で置きたい場所を書くようにしてくださいね。
閉じるのは引っ越しの直前に
ダンボールに荷物を梱包したら、すぐに閉じ・・・ない方が良いです。
というのも、荷造りを進めていくと、途中で「あっ、やっぱり、この荷物は、あっちのダンボールに入れておきたい」「使わないと思ったけど、やっぱり使う。。。」ということがあります。
そのようなときに、ダンボールを閉じてしまっていると、その都度、ガムテープを外して、貼り直す・・・ということに。
ちょっとしたことでも、これが結構な手間になってしまうんです。
ですので、ダンボールは引っ越しの直前(3日前〜前日)に「もう、これ以上は使わない」というタイミングで閉じることをオススメしますよ!
ガムテープで閉じるときには底が抜けないように!
最後にダンボールの底を閉じる方法について(←細かいですねw)。
ダンボールの底を閉じるときには、ガムテープを「十字型」に貼るのがオススメです。
@写真
このようにガムテープを貼ることによって、しっかりと補強されることになるので、底が抜けることがなくなります。
引っ越し業者も、強度と効率性から十字型に貼ることが多いですよ♪
ただ、ダンボールのなかに食器類などの割れ物を入れたり、本や雑誌などの重いモノを入れたりするときには、ガムテープを「H字型」で貼るのがオススメ。
ダンボールのガムテープの貼り方を少しだけ工夫することで、強度を保ちながら、効率的に荷造りを進めていってくださいね♪
荷物別!荷造り・梱包するときのコツ
では、荷物別に梱包するときのコツを紹介します。
代表的な荷物の梱包方法をまとめたのが以下の表です。
荷物 | 梱包するときのコツ |
---|---|
衣類 | 収納場所ごとにダンボールに梱包を。収納ケースごと運んでもらう場合には、開かないように養生テープなどを貼っておこう。業者からハンガーボックスを借りるのもあり! |
食器類 | 食器同士が動いて壊れないようにすき間にタオルや新聞紙を詰めよう。グラスなどの割れやすいものは1つ1つ新聞紙で包むと壊れにくいです。 |
キッチン用品 | 汚れが気になるのであれば、ビニール袋などに入れて、1つにまとめてからダンボールに入れること。 |
包丁 | 刃物の部分を新聞紙で包み、手などを切らないようにしておくこと。 |
本・雑誌 | 1つのダンボールに詰め込みすぎないこと。量が少ない場合、本・雑誌だけは小さめのダンボールにまとめるのもあり! |
本棚・ラック類 | そのまま運べない場合は解体を。解体後にはビニール紐などで1つにまとめておくこと。ネジ類も袋に入れて1つにまとめておこう。 |
テレビ・DVD/BDレコーダー | コンセント・コード類はビニール紐や養生テープでまとめると運びやすいです。どのコードを、どこに挿せば良いかがわからなくならないようにしよう! |
電子レンジ | コンセント・アースをビニール紐や養生テープでまとめること。 |
冷蔵庫・洗濯機 | 引っ越し日の2〜3日前には水抜きを。特に冷蔵庫は、冷凍室の氷も解凍しておき、運ぶときに水が出ないようにしておこう。 |
照明器具 | カバー・電球のどちらも割れやすいので要注意!カバーはタオルで、電球は新聞紙などで包むように。 |
パソコン | 念のため、データのバックアップを取っておこう。ノートパソコンは自分の手で持っていくべし! |
CD・DVD・BD | カバーが必要ないなら、100均などでCD・DVDなどをまとめられるファイルに収納するのがオススメです。 |
寝具(布団など) | 布団圧縮袋を使うと、コンパクトに収めることができます!ぬいぐるみを入れるのもあり。 |
このようなことに気をつけて荷造り・梱包を進めていってくださいね!
荷造りをするときに便利なグッズを使いながら、効率的かつコンパクトに梱包していってくださいね!
荷物量を減らせば、引っ越し代を安く抑えられる!
荷造りをするときに忘れてはいけないのが「運ぶ荷物を少なくすれば、引っ越し代を安く抑えられる」ということ。
まず、引っ越し業者を利用するときに、荷物量が少なければ、作業スタッフを減らしたり、他の人の荷物と一緒に運んだりすることができるので、料金が安くなるんです。
また、ちょっとの家具・家電と、ダンボール数点にまで抑えられれば、単身パックを利用することで、さらに料金は安く抑えられますよ。
単身パックのコンテナボックスに荷物を収めることを目標として、荷物を減らしながら荷造りをするのもあり!
実際、単身で引っ越しをしたことがある100名へのアンケート調査でも「引っ越し業者の料金を安くするためにしたことは?」という質問に対して、「荷物を少なくした」という回答が最も多かったです。
このように引っ越し業者にかかる料金を安くしたいのであれば、荷物量を減らすのは鉄板でやるべきことと言えますね。
なお、レンタカーを借りて自力で引っ越すときでも、荷物量が少なければ、借りる車のサイズを小さくすることができて、コストを抑えられます。
また、家具や家電がなく、ダンボール数点だけであれば、宅急便を利用すれば、かなり安く引っ越しをすることができることも知っておいてください。
特に初めて一人暮らしをする方は、最低限の荷物だけ宅急便で送り、家具・家電・生活用品などは新居先で買えば、引っ越し代をグッと抑えられますよ♪
このように荷造りをするときには、効率性にプラスして、いかに荷物を減らして、料金を安く抑えるかということも考えながら、進めていくことをオススメします!
引っ越し業者を利用するときによくある2つの質問
引っ越し業者を利用するときに、よく質問されることがあります。
具体的には次の2つ。
- 荷造りが終わらないとどうなる?
- 荷物が増えた場合は、どうすれば良い?
それぞれを簡単に解説しますね。
荷造りが終わらないとどうなる?
引っ越し日までに荷造りを終えていないと、次のようなことが起こるので気をつけてください。
- 梱包作業代を追加で請求される
- 引っ越し作業が中止になる
このようなことが起こるので要注意です。
ちなみに、梱包作業代が追加で発生することは、契約するときのルールでもある「標準引越運送約款」によって定められています。
(荷造り)
第七条 荷送人は、荷物の性質、重量、容積、運送距離等に応じて、運送に適するように荷造りをしなければなりません。
2 当店は、荷物の荷造りが運送に適さないときは、荷送人に対し必要な荷造りを要求し、又は荷送人の負担により必要な荷造りを行います。
3 前二項の規定にかかわらず、当店は荷送人からの申込みに応じて、荷送人の負担により必要な荷造りを行います。出典:標準引越運送約款
このように、自分で荷造りをすることになっている方は、荷造りができた状態で、引っ越し業者を待っていなければいけないルールになっています。
万が一、荷造りが終わっていない場合は、引っ越し業者が荷造りを手伝い、その分の料金が請求されるんです。
ただし・・・引っ越し業者側の予定次第では、梱包・搬出作業が中止になることもあるので要注意!
急遽、あなたの梱包作業をすることになり、スケジュールが大幅に遅れると、他の人からクレームを出される可能性が高いですからね。。。
特に繁忙期(3〜4月)は、引っ越し業者の予定もぎっしり詰まっているので、中止になる可能性が高いですよ・・・。
ちなみに、荷造りができていないことで作業が中止になる場合には「当日キャンセル」扱いとなり、キャンセル料として50%が取られます。
ですので、くれぐれも引っ越し日までには荷造りを終わらせるようにしてくださいね!
荷物が増えた場合は、どうすれば良い?
次に荷造りをした結果、引っ越し業者に伝えた荷物量よりも増えてしまったときには、どうすれば良いのか?
結論、荷物量が増えたタイミングで、すぐに引っ越し業者へ連絡をしてください。
というのも、引っ越し業者はあなたの荷物量を踏まえて、トラックのサイズや作業員の数などを決めています。
そのため、あなたの荷物量が増えることで、トラックや作業人数を変更しなければいけない可能性が出てきてしまうんです。
最悪の場合、荷物を運んでもらえない可能性もゼロではありません(もちろん、引っ越し業者も少し荷物が増えても問題ないように準備はしていますけどね)。
単身の引っ越しでは、あなたの荷物が、他の人の荷物と同じトラックで運ばれるケースもあります。だからこそ、荷物量が増えると、断られる可能性があるんです。
これは「単身パック」を利用するときも同じ。
ほとんどの業者は、単身パックで使うコンテナボックスを1人2台までは使えるように準備してくれていることが多いです。
これは1つのコンテナボックスに荷物が入りきらなかったときのことを考えて、余裕を持って準備してくれています。
ただ、それ以上になると、荷物を運んでもらえないケースも。。。
特に引っ越し繁忙期は、1つのトラックに単身パックのコンテナボックスをぎっしり詰め込んで、運ぶことになります。
ですので、荷物が追加になる(=使用するコンテナボックスの数が増える)と、追加分の荷物を運んでもらえない可能性も出てくるので気をつけてください!
このようなことが起こらないように、荷物量が増えたことがわかった時点で、すぐに引っ越し業者へ連絡してくださいね。
追加料金を払いたくないから、荷物が増えたことを黙っておこう・・・というのは一番ダメです!荷物が増えたら、すぐに業者に連絡を!
このページのおさらい♪
このページでは引っ越しをするときの荷造りの流れ、コツを解説しました。いかがでしたでしょうか?
大事なポイントをおさらいすると、、、
- 荷造りを進めていく“順番”が大切
- ダンボールは引っ越し業者に提供してもらうか、ホームセンターなどで購入を
- 荷物は使わないモノから梱包を
- 荷造りしたダンボールは生活スペースの邪魔にならない場所に置く
- ダンボールの使い方次第で、荷造りはグッと効率的になる
- 荷物ごとに梱包する方法を工夫していこう
- 引っ越し料金を安くしたいなら、荷物量を減らそう
- 業者を利用する場合、荷造りができていないと、追加料金が発生するor中止になる
このようなことを知っておいてください。
引っ越しをするときに、一番手間と時間がかかるのが「荷造り」です。
逆に言えば、この荷造りをスムーズに終わらせることができれば、引っ越しの負担も大きく減らせます。
また、荷造りをするタイミングで、これまで持っていたモノの整理・処分できれば、新生活がグッと快適になることは間違いありません。
ですので、引っ越し直前になって「とりあえず、全ての荷物を梱包して運んでしまおう・・・」と考えるのではなく、時間に余裕を持って荷造りをすることで、快適な新生活を送れるようにしてくださいね♪
あなたの一人暮らしが素晴らしいものになることを応援しています!