「コロナ禍だけど引っ越しってどうすれば良いの?」
「安心して引っ越す方法が知りたい・・・」
新型コロナウイルスによって、私たちの生活は大きく変わりました。
こんにちは。単身赴任パパこと”ヒロセユウヤ”です。
未だ収まる気配が見えない新型コロナウイルス・・・これから引っ越しを考えている方にとっても心配なはず。
ただ、これまで引っ越すときには直接手続きをする必要があったことも、オンライン化が進み、コロナに感染するリスクを抑えられるようになってきているんです。
このページでは、コロナ禍における新しい引っ越し方法を解説します。これから一人暮らしや引っ越しをする方は参考にしてくださいね♪
コロナ禍における新しい引っ越し方法
では、どのような部分でコロナ対策(オンライン化)が進んでいるのか?
今回は引っ越す時に欠かせない次の3つについて解説します。
- 部屋探し&契約
- 引っ越し業者
- 引っ越しにともなう手続き
それぞれについて次の章から詳しく解説しますね。
コロナ禍において、新たにオンラインでできるようになったことや、以前と比べてオンライン化が進んだことを中心に解説していきます!
部屋探しから契約までオンラインで対応
まずは引っ越す時に欠かせない「部屋探し&契約」について。
これまで部屋を探すときには、以下のようなことをやる必要がありました。
- ネット上で物件を探す
- 不動産会社に訪問する
- 部屋の内見をする
- 申し込みをする
- 重要事項説明を受けて、契約をする
このうち、オンライン上でできるのは「1.ネット上で物件を探す」ということだけで、それ以外のことについては、基本的に直接訪問をして手続きをするのが一般的でした。
部屋探しから契約までの流れは以下のページで詳しく解説していますので参考に。
ただし、コロナの影響を受けて、不動産業界では以下のようなサービスができる会社が増えてきています。具体的には次の4つ。
- オンライン物件相談
- オンライン・バーチャル内見
- IT重説(オンライン重要事項説明)
- 郵送での契約書や鍵のやり取り
上記の4つのサービスは、コロナ以前からありました。ただ、新型コロナウイルスの流行によって、業界全体で推奨され、利用する人がどんどん増えているんですよ♪
それぞれについて簡単に解説しますね。
オンライン物件相談
「ネット上で希望する物件がなかなか見つからない」「不動産会社のスタッフに直接相談しながら部屋を探したい」という方は、オンライン物件相談がオススメです。
オンライン物件相談とは「パソコン、スマホ、タブレット(LINE・Skype・ZOOMなどのアプリ)を利用して、不動産会社のスタッフにビデオ通話で物件紹介・相談をすることができるサービス」のこと。
不動産会社の店舗でスタッフから説明をしてもらうのと同じように、会話をしながら、あなたが希望する条件の部屋を探すことができます。
また、すでに物件を見つけている場合でも、物件で知りたいこと(部屋の広さや周辺情報など)や、値下げ交渉などもオンライン上でできるので、直接店舗に行く必要がありません。
例えば、不動産会社のエイブルでは全国各地でオンライン物件相談に対応してくれる店舗があるので、コロナが心配な方にはオススメです。
他にもHOME’Sやアパマンショップ、ホームメイト、東急リバブルなど、様々な不動産会社でオンライン物件相談を受け付けています。
コロナで不動産会社の店舗に行くことが気になる方は、オンライン物件相談をしてくれる会社で物件を探すのもありですよ!
オンライン物件相談は直接店舗に行かなくて良いので、忙しい方や遠方の物件を探したい方にもオススメのサービスとなっています♪
オンライン・バーチャル内見
部屋を決める前には、内見をして「どのような部屋なのか?」をあなたの目で直接確認することが大切ですが、コロナ禍においては、内見に行くことも難しいはず。。。
特に進学や就職、転勤、転職などで遠方に引っ越す場合、内見のために現地まで行くことに大きな不安を感じるのではないでしょうか?
そのような方のために不動産業界では「オンライン内見」や「バーチャル(VR)内見」というサービスを用意している会社が増えてきました。
各サービスの特徴を簡単にまとめると以下の通りです。
- オンライン内見
不動産会社のスタッフが物件に行き、スマホやタブレットのビデオ通話アプリを使って、物件をリアルタイムで紹介してくれるサービスのこと。 - バーチャル(VR)内見
VRゴーグルを使って部屋の3D写真で見ることで、実際に内見をしているような感覚で部屋のなかを見ることができるサービスのこと。
このようにパソコンやスマホを利用して、オンライン上で内見ができるので「ご時世的に、部屋を見に行くのはちょっと抵抗が・・・」という方でも安心!
特にオンライン内見は、不動産会社のスタッフがリアルタイムで部屋を見せてくれるので「クローゼットを見たい」「浴槽の広さを知りたい」など、あなたが気になるところを随時確認できますよ♪
オンライン内見は、ネット回線(速度)が快適な場所でやるのがポイント!途中でブツブツ途切れる場所でやるのは避けることをオススメします。
具体的にオンライン内見やバーチャル内見は以下の動画を見るとイメージが湧くはずです。参考にどうぞ!
オンライン内見
バーチャル(VR)内見
このようにオンラインでも部屋をしっかりと確認できるのがわかりますね♪
ちなみに、オンライン内見やバーチャル内見をしたあとには、そのまま申込むこともできるんですよ!
オンライン内見で気をつけるべき5つのポイント
先程もお伝えしたように、オンライン内見やバーチャル内見は、コロナ禍で部屋を直接見に行くのが難しい方にとって、かなり便利なサービスと言えます。
ただし、オンライン内見・バーチャル内見では判断がしづらいこともあるので要注意!
特に以下の5つは、不動産会社のスタッフに必ず確認しておくことをオススメします。
- 防音性
「壁が薄く、隣に住んでいる人の生活音が聞こえてこないか?」「大きな道沿いにあり、外からの音が気にならないか?」など防音性をヒアリングすることは大切。 - キッチン周りの広さ
すでに一人暮らしをしている方は、持っている冷蔵庫などを収められるスペースはあるか?冷蔵庫のドアの開け締めをしても問題ない広さがるかの確認を。 - 光や風の入り方
日中に光や風が入りやすいかで、室内の温度や洗濯物の乾きやすさが変わってきます。時間によって、どのように変化するのかも確認しておくと良いですよ。 - 周辺環境
最寄り駅から物件までの道に、どのようなお店があるのか?浮浪者がいる公園がないか?など安全・便利に生活できる環境かは、かなり大事なポイントです! - 隣近所の住人
上下、左右の部屋にどんな人が住んでいるのかも確認を。過去に同じ物件で住民同士のトラブルがなかったかは、必ず確認しておくべきです。
このようなポイントを確認してください。
オンライン・バーチャル内見では、聞かなければ教えてもらえない(=わからない)部分があります。遠慮せず、積極的に質問していくのが大切ですよ!
実際にTwitterには以下のような投稿がありました。
オンライン内見で探した引越し先が道路に面してるんだけど結構車通りが多くうるさい。完全に失敗した
— 🧠®︎🔥 (@chanqchanq) January 6, 2021
初めてオンライン内見なるものをしたよ!
コロナ禍だし、何より遠方の客にとっては便利。ただね、もう少し性能の良いデバイスを用意してほしかった。画質が低画質のニコ動並だし、ラグもひどすぎた。。
— ひれおのかいぬし (@yoshispla) January 9, 2021
このようにオンライン内見ではわかりづらい部分もあるので、積極的に不動産会社のスタッフに質問をして、快適な生活できる物件なのかを確認してくださいね!
IT重説(オンライン重要事項説明)
部屋を契約する前には「重要事項説明」を受ける必要があります。
重要事項説明とは、簡単に言えば「この部屋で、このような条件で契約しますけど、大丈夫ですか?」という説明のこと。
具体的には「部屋の基本情報・設備」「安全性」「家賃・更新料・初期費用」「契約・解約のルール」「禁止・特記事項」などが説明されます。
この重要事項説明では、契約前に宅地建物取引士が、借主(=あなた)に対して、口頭で説明することが「宅地建物取引行法」という法律で義務付けられているんです。
重要事項説明については、以下のページで詳しく解説しているので参考にしてください。
ただし・・・コロナ禍においては、不動産会社に訪問して、宅地建物取引士と対面で説明を受けることに抵抗がある方も多いはず。。。
そのような方のために、不動産業界では「IT重説」を推奨しています。
IT重説とは「パソコンやスマホのビデオ通話を使って、重要事項説明をオンライン上で行ってくれるサービス」のこと。
インターネットを使うことができれば自宅やカフェでもIT重説を受けることができるので、コロナが心配な方だけでなく、遠方な方や忙しい方にもオススメですよ!
コロナ以前からIT重説はありましたが、コロナ禍において、一気に浸透した感じですね。便利なサービスなのでぜひ利用してください♪
郵送での契約書や鍵のやり取り
最後に契約書のやり取りや、鍵の受け渡しも郵送でできます。
これまでは契約書のやり取り・鍵の受け渡しは、不動産会社で行うことが一般的でしたが、コロナ禍では郵送でやるケースも増えています。
できるだけ人に会う機会を減らして、コロナの感染リスクを抑えているというわけですね。
以上のように、部屋を契約するときには、不動産会社に行き、部屋を直接内見するのが当たり前でしたが、このコロナ禍によって、オンライン化がどんどん進んでいます。
「部屋を探したいけど、コロナで外出するのが心配・・・」という方は、オンラインサービスを提供している不動産会社で部屋を探すのもありですよ!
引っ越し業者のコロナ対策
次に引っ越し業界のコロナ対策についてです。
当然のように、引っ越し業界でもコロナ感染症対策がしっかり行われています。大手引っ越し業者のホームページに書かれているコロナ対策対策は以下の通り。
引っ越し業者 | コロナ感染症対策について |
---|---|
サカイ引越センター | 公式サイトへ |
ヤマトホームコンビニエンス | 公式サイトへ |
アート引越センター | 公式サイトへ |
アーク引越センター | 公式サイトへ |
日通 | 公式サイトへ |
ハート引越センター | 公式サイトへ |
このように各引っ越し業者が検温・手洗い・消毒・マスク着用・換気などを中心に、しっかりとコロナ対策をしてくれているんです。
これに加えて、引っ越し業界ではコロナ禍において新たなサービスも誕生しています。
それが・・・「オンライン見積もり」です。
では、オンライン見積もりとはどのようなサービスなのか?
次の章で詳しく解説しますね。
オンライン見積もり(リモート見積もり)
これまでの引っ越し業界では、申込みをする前に訪問見積もりをするのが一般的でした。
訪問見積もりとは、引っ越し業者のスタッフがあなたの自宅を訪問して、運びたい荷物量などを踏まえて、正式な金額(=見積もり)を出すこと。
インターネットからでも見積もり請求はできますが、これはあくまでも概算見積もりのため、訪問見積もりをしてもらわなければ、正確な金額がわからなかったわけです。。。
訪問見積もりについて、詳しくは以下のページで解説していますので参考に!
ただし、新型コロナウイルスによって「引っ越し業者を自宅に招くことが心配・・・」という方が増えたことで、引っ越し業界では訪問見積もりをせず、オンライン見積もりによって、正確な金額を出せる会社も増えてきました。
オンライン見積もりとは「パソコンやスマホのビデオ通話(ZOOMやSkypeなど)を使って、依頼者が自宅のなかを撮影することで、訪問見積もりでやることをリモートでできるサービス」のこと。
自宅に引っ越し業者のスタッフが来なくても、正確な見積もり額を知れるので、今注目を集めているんです!
コロナ対策としてだけでなく、訪問見積もりの作業時間の短縮を求めてオンライン見積もりを使う人も増えてきているそうですよ。個人的にも、ずっとやって欲しかったサービスです(笑)
オンライン見積もりができる代表的な業者は以下の通り。
引っ越し業者 | サービス名 | 補足説明 |
---|---|---|
日通 | リモミ | LINEのビデオ通話を利用して、オンラインで見積もり(47都道府県で対応) |
アート引越センター | ミライ | zoomを利用してオンラインで見積もり(47都道府県で対応) |
アップル | ラクニコス | LINEのビデオ通話を利用して、オンラインで見積もりを確定(大阪・名古屋・福岡圏限定) |
サカイ引越センター | まリモ | 2021年1月6日よりスタート!単身引っ越し限定のサービス(47都道府県で対応) |
このようにオンライン見積もりを導入している業者が増えてきているんです。
例えば、大手引っ越し業者である「アート引越しセンター」では、ビデオチャットサービスのZoomを使って、オンライン見積もりをしてもらえます。
しかも、オンライン見積もりの予約もホームページからできるので、わざわざ電話などで予約をする手間もかかりません。
オンライン見積もり日当日は、メールで送られてくるZoomの会議室(URL)に入室すると、営業担当がモニターを通して、あなたの荷物を確認&メールで見積もりを送ってくれます。
所要時間は30〜40分ほどで、9:00〜19:00まで受け付けているので、仕事後にお願いすることも可能ですよ♪
正直、これまでの訪問見積もりでは、営業担当から対面で契約交渉をされるプレッシャーもありました。ただ、オンラインだと対面ではないので、断りやすいというメリットも!(嫌だったら、接続を切れば良いのでw)
コロナ禍で引っ越し業者が自宅に来るのは避けたいという方にとっては、かなり便利なサービスなので、ぜひ利用することを検討してみてくださいね!
オンライン見積もりではなく、直接訪問見積もりをしてもらう場合は、業者ごとの時間をずらして予約することが大切!特に複数の業者を同じ時間に呼んでしまうと、部屋のなかが密になり、感染リスクが高くなります。できるだけ時間をずらして、密にならないように工夫してくださいね。
引っ越し業者のキャンセルのルール
ここで1つ気になるのが「コロナの影響で引っ越しが中止・延期となり、引っ越し業者の予約をキャンセルしたい場合は、どうなるのか?」ということ。
実は、、、コロナが原因だとしても、基本的には国土交通省が定めた「引越し運送約款」に則り、引っ越し予定日の2日前(前々日)からキャンセル料が発生するケースが多いです。
具体的なキャンセル額は以下の通り。
連絡タイミング | キャンセル料 |
---|---|
3日前まで | 発生しない |
2日前(前々日) | 見積もり額の20%以内 |
前日 | 見積もり額の30%以内 |
当日 | 見積もり額の50%以内 |
このようなルールになっていることを知っておいてください。
作業日を延期・変更するときでもキャンセル料が発生するので要注意!
ちなみに、一括見積りサービスでも有名な「引越し侍」が行った調査では、2020年4月22日時点では「キャンセル料を無償で対応する」「条件付きで予定変更が可能」という業者も40%近くあったそうです。
参考:https://hikkoshizamurai.jp/report/emergency/
ただ、、、そのときと比べて、新型コロナウイルスの感染状況も変わってきているので、引っ越し業者の対応が変わっている可能性もあるはず。
実際に大手引っ越し業者に問い合わせたところ、以下のような回答をもらいました。
引っ越し業者 | キャンセルのルール |
---|---|
アート引越センター | キャンセルのルールに変更なし |
アリさんマークの引越社 | キャンセルのルールに変更なし |
サカイ引越センター | 依頼者からの要望の場合は、通常通り。国・自治体から作業中止の要請があった場合は要相談 |
ヤマトホームコンビニエンス | 「わたしの引越」を利用する場合は、搬出作業前であれば、キャンセル料はなし。 |
実際にサカイ引越センターから送られてきたメールが以下のものです。
このように業者によってキャンセル時の対応は異なるので、契約する前にはキャンセルのルールを確認しておくべきですよ!
以上のように、引っ越し業界でも様々なコロナ対策によって、安心・安全に引っ越せるような工夫がされていることを知っておいてください。
引っ越しにともなう手続き
最後に引っ越しにともなう手続きについて解説します。
コロナ禍においては、引っ越しで必要となる各種手続き・住所変更も、インターネットや電話など、できるだけ人と接触しない方法でやりたいですよね?
ただ・・・現状としては、インターネットや電話ではできない手続きはたくさんあります(涙)
特に転入届・転居届や印鑑登録などの役所関連の手続きは、未だにオンライン化されておらず、直接訪問して手続きをしなければいけないものが多いんです。
具体的に各種手続き・住所変更がインターネットや電話でできるかをまとめたのが以下の表になります。
引っ越し前の手続き
やること | ネット | 電話 |
---|---|---|
現住居の解約 | ✕ | ○ |
駐車場の解約 | ✕ | ○ |
転出届を出す | △ | ✕ |
国民健康保険の資格喪失届 | ✕ | ✕ |
印鑑登録の廃止 | ✕ | ✕ |
郵便局で転居届を出す | ○ | ○ |
ガス会社の解約(現住所) | ○ | ○ |
ガス会社の契約(新居) | ○ | ○ |
水道会社の解約(現住所) | ○ | ○ |
水道会社の契約(新居) | ○ | ○ |
電力会社の解約(現住所) | ○ | ○ |
電力会社の契約(新居) | ○ | ○ |
インターネットの解約(現住所) | ○ | ○ |
インターネットの契約(新居) | ○ | ○ |
固定電話の解約・契約 | ○ | ○ |
NHKの住所変更 | ○ | ○ |
衛星放送・ケーブルテレビの解約or住所変更 | ○ | ○ |
新聞の解約or住所変更 | △ | ○ |
引っ越し後の手続き
やること | ネット | 電話 |
---|---|---|
転入届 or 転居届 | ✕ | ✕ |
マイナンバーの住所変更 | ✕ | ✕ |
印鑑登録 | ✕ | ✕ |
国民年金・厚生年金の住所変更 | ✕ | ✕ |
国民健康保険の住所変更 | ✕ | ✕ |
125cc以下のバイクの住所変更 | ✕ | ✕ |
運転免許証の住所変更 | ✕ | ✕ |
車庫証明の住所変更 | ✕ | ✕ |
自動車県作業(車検証)の住所変更 | ✕ | ✕ |
126cc以上のバイクの登録住所変更 | ✕ | ✕ |
銀行口座の住所変更 | ○ | ○ |
クレジットカードの住所変更 | ○ | ○ |
証券口座の住所変更 | ○ | ○ |
各種保険の住所変更 | ○ | ○ |
各種ローンの住所変更 | ○ | ○ |
ネットショップに登録している住所の変更 | ○ | ✕ |
各種会員証の住所変更 | ○ | ○ |
定期購読・購入している商品の送り先の変更 | ○ | ○ |
飼い犬の登録(住所変更) | ✕ | ✕ |
このように民間のサービスはインターネットや電話で手続きができますが、役所関連や自動車・バイク関連の手続きは、直接手続きをしに行かなければいけません。
一応、転出届は郵送でも手続きができますし、マイナンバーカードを持っている場合には、オンライン上でも手続きができます。
ただ、オンラインで手続きをするには「署名用電子証明書を搭載したマイナンバーカード」や「専用のICカードリーダー」が必要となるので、正直ハードルが高いので要注意!
コロナの影響もあり、各自治体ではオンライン化を進めていますが、手続きができるようになるには、まだまだ時間はかかりそうですね。。。
なお、転入・転居届など役所関連の手続きは、これまで引っ越してから14日以内に手続きをする必要がありましたが、自治体によっては期限を延長しているところも多いです。
例えば、大阪市や広島市では以下のようなルールになっています。
大阪市の場合
参考:https://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000369822.html
広島市の場合
参考:https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/korona/134780.html
このように自治体によっては、コロナ対策として手続き期間の延長などがされているケースもあるので、気になる方は事前に自治体へ確認することをオススメします。
あとは「一度にまとめて手続きをする(=何度も役所まで行かないようにする)」「人が混み合う時間帯は避ける」などを意識して、手続きをしてくださいね。
注意!引っ越しの挨拶はインターフォンで!
手続きではありませんが、引っ越し後に、隣近所に住んでいる方へ挨拶をするときには、インターフォン越しで挨拶するのがオススメです。
コロナ禍では、隣の人もあなたとの接触を避けたいと考えているかもしれません。むしろ、わざわざ挨拶をしに来ることに不快感を感じる人も・・・。
ですので、挨拶をしに行くときに「コロナ禍なのでインターフォン越しで失礼します」と伝えれば、相手に不快な思いをさせずに済みますよ。
また新居にインターフォンが付いていない場合は、無理に挨拶をする必要はありません。
バッタリ会ったタイミングで、ソーシャルディスタンスを取りながら、簡単に挨拶をすれば十分ですよ♪
このページのおさらい♪
このページではコロナ禍における引っ越し方法について解説をしました。
大事なポイントをまとめると、、、
- コロナ禍において、これまでの引っ越しのやり方も変わってきている
- 不動産業界ではオンライン上で相談や内見なども可能に
- オンライン内見をするときには、積極的に質問するのが大事
- 引っ越し業界では「オンライン見積もり」が注目されている
- 引っ越し業者をキャンセルするときにはキャンセル料に要注意
- 各種手続き・住所変更もできるだけインターネットや電話で
- 役所、自動車・バイク関連の手続きは未だにオンライン化されていない
このようなことを解説させていただきました。
新型コロナウイルスの影響により、引っ越し方法にも変化が出てきました。
これまでの対面式のやり方から、オンライン化が進み、これまで以上に便利なサービスが広がりつつあります。
もちろん、コロナウイルスの考え方はそれぞれなので、対面式のやり方で部屋探しや引っ越し業者に訪問見積もりをしてもらうことは決して悪くありません。
引っ越し業者や不動産会社も、コロナ対策を万全にしてサービス提供をしていますからね。
ただ、コロナウイルスが心配でどうすれば良いか悩んでいる方は、このページで紹介したことを参考にして、コロナに感染するリスクを抑えながら、引っ越しの準備を進めていってもらえれば幸いです。
あなたの一人暮らし・引っ越しがスムーズに進むことを心から応援しています!