事前の手続きが必須!ガスの利用停止・開始の手続き方法

引っ越しの手続き方法

「新居でガスを使うには、どうすれば良いの?」
「引っ越しをするときのガスの手続き方法が知りたい」

ヒロセ
ヒロセ

こんにちは!単身赴任パパこと“ヒロセユウヤ”です。

一人暮らしのために引っ越しをするのであれば、電気や水道と同じようにライフラインとなるガスの手続きも忘れてはいけません

ガスはガスコンロで食事を作ったり、お湯を沸かしたりするときだけでなく、何よりもお風呂に入るときに使いますからね。

手続きを忘れてしまうと、冷たい水でシャワーを浴びることに・・・冬だと確実にお風呂には入れません(涙)

このページでは引っ越しをするときのガスの手続き方法を解説します!

電気・水道・ガスの手続きリスト上から順番に読んで、漏れがないように1つずつ手続きをしてください♪

  1. 電気の解約・契約方法
    電気の利用停止・開始をするための手続き方法・必要情報を解説。
  2. 水道の解約・契約方法
    サクッとできる水道の利用停止・開始の手続きを解説!
  3. ガスの解約・契約方法 ←今はこのページ
    利用する時には立ち会い作業が必要なガスの利用停止・開始の手続きを解説。

引っ越し前にガスの解約・契約手続きをしよう!

一人暮らしのために引っ越すときにはガスの手続きが必要です。

具体的には次の2つ。

  • 今住んでいる家で契約しているガスの解約(利用停止)
  • 新居でガスを使うためにガス会社との契約

どちらも手続きとしては簡単ですが、忘れてしまうと引っ越し後でも前の住所のガス代を支払うことになったり、新居でガスが使えなかったりと、影響が出てきます。

では、それぞれの手続き方法を以下にて詳しく解説します。

現住居で契約しているガス会社に利用停止の連絡を

まず、既に一人暮らしをしている方は、現住所で契約したガス会社を解約する必要があります。

初めて一人暮らしをする方は契約の手続きへ(クリック)>>>

解約することを忘れると、引っ越し後にも、前の住所のガス代を支払わなければならず、損をしてしまうんです。

ですので、引っ越しが決まったら、必ず解約の手続きをしてください♪

ヒロセ
ヒロセ

ただし、一人暮らしをしている方でも学生寮や社員寮、シェアハウスなど、あなたが直接ガス会社と契約していない場合は、手続きをする必要はありませんよ。

具体的な手続き方法をまとめたのが次の表です。

手続き先
現住居で契約しているガス会社
タイミング
引っ越しをする(退去する)日の2週間前〜1週間前
手続き方法
電話 or インターネット
立ち会い
基本的には不要
※ただし、最終月の電気料金を集金してもらう場合や、オートロックのマンションに住んでいる場合などには立ち会いが必要。
手続きに必要な情報
・契約者名
・お客様番号
・ガスの使用停止をする場所の住所
・ガスの使用停止希望日
・電話番号
・退去月のガス代の支払い方法
・利用開始する場所の住所(同じガス会社と契約する場合)
・利用開始希望日(同じガス会社と契約する場合)

このように電話かインターネットで利用停止の手続きができます。

ただし、インターネットで利用停止の手続きできるかはガス会社によって異なります

また会社によっては利用停止日の直前のタイミングだと、インターネットで手続きができないケースもあるので要注意。

例えば、東海地区でよく使われている「東邦ガス」では、利用停止日の1〜2日前はインターネットで手続きができず、電話のみの対応となっています。

東京ガス公式ホームページより(2023年11月10日調査)

このように契約している会社ごとで手続き方法が異なるので気をつけてください。

なお、インターネットで利用停止の手続きをするときには「お客様番号」が必要。

このお客様番号は「領収書」や「検針票」に記載されています。

お客様番号がわからない場合は、インターネットで手続きができないため、電話での手続きになることを知っておいてくださいね。

ヒロセ
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ガス会社によってはインターネットでお客様番号を調べることもできますよ!

ガスの閉栓には立ち会い不要

ガスの解約は、事前に電話やインターネットで手続きをするだけです。

引っ越し当日には、基本的にはガス会社に来てもらう必要はなく、あなたが立ち会って行われる作業もありません

電話やインターネットで手続きをしておけば、後日、ガス会社のスタッフが、住んでいた部屋のガスメーターの元栓を閉めて、料金の確認を行ってくれますよ。

ただし!以下の場合には、あなた立ち会いのもとでガス会社のスタッフに作業をしてもらう必要があるので要注意!

具体的には次の3つです。

  • オートロックのマンションに住んでいる
  • ガスメーターが室内にある
  • 退去月の料金を当日精算にした

このような場合には、あなたが立ち会いのもとで、ガス会社のスタッフに閉栓作業をしてもらうことになることを知っておいてください。

なお、オートロックのマンションに住んでいたり、ガスメーターが室内にあったりする場合、管理会社や大家さんがあなたの代わりに立ち会ってくれることも。

どうしても忙しくて、作業に立ち会うのが難しい場合は、一度管理会社や大家さんに相談することをオススメしますよ。

ヒロセ
ヒロセ

ガスの解約をするときに立ち会い作業が発生するケースは少ないです。立ち会いが必要かを、事前にガス会社に確認をしておけば、引っ越し当日に慌てずに済みますよ。

退去月のガス代は日割りで支払う

「月の途中で引っ越した場合って、料金はどうなるの?」
「引っ越した月の料金も、支払い方法を知りたい」

もし、月末ではなく月の途中で引っ越しをした場合は「そのタイミングのガスの利用料金+日割の基本料金」を支払うことになります。

例えば、毎月1日〜月末まででガスの料金が計算されている場合、16日に引っ越しをしたとすると、1日〜16日までの料金を支払うということ。

そして、退去月のガス料金は以下のいずれかの方法で支払うことになります。

  • クレジットカード
  • 口座振替
  • 請求書での支払い(新居に送ってもらえます)
  • 退去日に直接精算する

このなかから支払い方法を選べます。

ただし、クレジットカードや口座振替での支払いは、引っ越し後にガス会社が変わる場合は、利用できないケースもあるので要注意。

また先ほどもお伝えしたように、退去日に直接精算を選ぶと、料金を確定されるために、あなたの立ち会いが必要となるので気をつけてくださいね。

プロパンガスの補償金について

あなたがプロパンガスを利用していた場合、契約したタイミングで「補償金」として10,000〜20,000円ほど支払っている可能性があります。

この補償金は、ガス料金の延滞や未払いがあったときに使われるもの。

そのため、料金の延滞や未払いがなかった場合には、全額を返金してもらえます(退去月の料金と相殺することも可能)。

契約するタイミングで補償金を支払っていた方は、返金してもらえるお金がないかを必ず確認してくださいね♪

ガス器具の取り外しには要注意!

今使っているガスコンロが自分で買った or 持ってきたものであれば、新居に持っていくか、処分をする必要があります。

その場合、ガスコンロを取り外すときには注意が必要

取り外し方法を間違えると、ガスが漏れて、火事などの危険があるからです。

具体的な取り外し方法は以下の通り。

  1. ガスコンロのスイッチを切る
  2. ガス栓を閉める
  3. 元栓からゴム管(ガスホース)を抜く

基本的には、このような流れでガスコンロを取り外してください。

ただ、取り外しの作業に自信がない場合は、ガス会社が引っ越し業者などにお願いをするのもありですよ(有料のケースもあるので要注意ですが)。

ヒロセ
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もし、ガスコンロを引っ越し前の部屋に置いていきたい場合は、管理会社や大家さんに相談してみてください。勝手に置いていくのはダメですよ!

旧居と新居でガスの種類が違うとガスコンロが使えない!?

引っ越し先で使用するガスの種類が変わると、これまで使っていたガスコンロが使えなくなるケースも多いので要注意!

というのも、ガスには大きく分けて「都市ガス」と「プロパンガス(LPガス)」の2種類があり、それぞれで使用できるガスコンロの種類が異なるからです。

特に「地方から都市部」や「都市部から地方」に引っ越すときには、ガスの種類が変わることが多く、ガスコンロが使えないケースも・・・。

ですので、新居にガスコンロを持っていこうと考えている方は、引っ越す前に、新居先のガス会社にガスの種類を確認してください。

その上で、同じガスコンロが使えるかを判断して、新居に持っていくのか、処分するのかを決めることをオススメします。

ヒロセ
ヒロセ

一応、メーカーやガス会社にガスコンロを改造してもらえば、引き続き使うこともできますが、時間もお金もかかるので、あまりオススメしたい方法ではありませんね。

ここまでがガスの解約手続きをするときに知っておいて欲しいことです。

手続き自体は簡単ですので、後回しにはせず、引っ越しの2週間前〜3日前までにはサクッと終わらせておきましょう♪

新居先のガス会社と契約する方法

次に新居でガスを使えるようにする手続き方法を解説します。

新居でガスを使うときには、次の流れで手続きをしてください。

  1. 管理会社(不動産屋)に新居のガス会社を確認する
  2. ガス会社を選ぶ
  3. ガス会社に利用開始(開栓)の連絡をする

それぞれでやることを詳しく解説しますね。

新居の管理会社にガス会社を確認する

まずは新居の管理会社(不動産屋)か大家さんに、ガス会社の確認をしてください。

実は2017年4月からスタートした「ガスの自由化」によって、ガス会社を自由に選べるようになりました(都市ガスとプロパンガスのどちらでも)。

ただし、一人暮らしをするマンションやアパートによっては、契約するガス会社が決まっていることも多く、あなたが自由にガス会社を選べないことも

そのため、あなたがガス会社を決める前に、管理会社や大家さんに連絡して、指定のガス会社があるかを確認する必要があるんです。

また指定のガス会社が決まっている場合は、その会社が都市ガスかプロパンガスなのかも確認しておいてくださいね。

ヒロセ
ヒロセ

指定のガス会社を無視して、勝手にガス会社と契約することは許されません。手続きが二度手間にならないように、事前に管理会社や大家さんに確認を!

余裕がないなら、管理会社に紹介されたガス会社を選ぼう!

自由にガス会社を選べるのであれば、ガス会社を探す必要があります(指定のガス会社がある場合は、その会社と契約を)。

どの会社を選んでもガスの質は変わらないので、料金プランを比べて選べばOK

できるだけ、料金が安い会社を選んだ方が、ガス代を節約できますよ♪

ただ、「忙しくてガス会社を検討している時間が取れない」「正直、似たような会社ばかりで決め手に欠ける・・・」という方もいるはず。

そのような方は、引っ越すタイミングでは管理会社や大家さんが紹介してくれた会社と契約しておくことをオススメします。

管理会社や大家さんが紹介してくれるガス会社を選んで、大きなトラブルが起こるということはありませんからね。

そして、生活が落ち着いたタイミングで、改めてガス会社や料金プランを見直すのがオススメ!

焦ってガス会社を決めるよりは、一人暮らしをして、どれくらいのガスを利用するかがわかったうえで、料金プランも比べやすいですからね。

ヒロセ
ヒロセ

あとからガス会社を見直そうと考えている方は、引っ越すタイミングでは途中解約金を支払わずに済むガス会社を選んでおくことをオススメします♪

ただし、引っ越し前のガスコンロをそのまま使いときには、前の住所と同じ種類のガス(都市ガス or プロパンガス)が使えるかを考えて、ガス会社を選ぶことが大切。

先ほどもお伝えしたように、引越し前と後とでガスの種類が変わると、持っているガスコンロが使えなってしまいますからね。そこだけは要注意!

なお、ガス会社を見直すときには、エネチェンジの「ガス料金比較」を使うと、郵便番号とガス代を入力するだけで、簡単に料金が安い会社を探せるので便利ですよ♪

ガス会社と契約して、開栓作業の予約をする

ガス会社を決めたら、いよいよ契約の手続きです。

大事なポイントとして、電気・水道とは異なり、ガスは事前に契約をしておかないと、新居に引っ越したとしても利用できません(詳しくは後述します)。

そのため、ガスの契約は最優先で手続きをしておくのが大切!

具体的な手続き方法をまとめたのが次の表です。

手続き先
新居で契約するガス会社
タイミング
引っ越しをする(退去する)日の2週間前〜1週間前
手続き方法
電話 or インターネット
立ち会い
必要
手続きに必要な情報
・契約者名
・(日中に連絡が取れる)電話番号
・引っ越し先の住所
・建物の形態(マンション・アパート・戸建て)
・使用開始希望日(開栓作業をしてもらいたい日)
・料金の支払い方法

このような手続き内容で契約することができます。

参考として、代表的なガス会社のホームページ・電話番号は以下の通り。

ガス会社名 ホームページ 電話番号
北海道ガス 北海道ガス 公式サイト 地域で異なる(こちらから
東部ガス 東部ガス 公式サイト 地域で異なる(こちらから)
仙台市ガス局 仙台市ガス局 公式サイト 0800-800-8978
東京ガス 東京ガス 公式サイト 原則インターネット申込み
北陸ガス 北陸ガス 公式サイト 0570-025-880
東邦ガス 東邦ガス 公式サイト 0570-015-456
大阪ガス 大阪ガス 公式サイト 地域で異なる(こちらから
広島ガス 広島ガス 公式サイト 地域で異なる(こちらから
四国ガス 四国ガス 公式サイト 0570-011-459
西部ガス 西部ガス 公式サイト 0570-000-312

電話やインターネットでサクッと手続きをすることができます。

では、どうしてガスの契約を最優先でやるべきなのかを以下にて詳しく解説しますね。

ガスの開栓には立ち会いが必要!引っ越しの1〜2週間前に手続きを!

ここで超大事なのが「新居でガスを使うためには、ガス会社のスタッフに元栓を開ける作業をしてもらわなければいけない」ということ。

電気や水道とは異なり、自分でガスの元栓を開けることはできません。

しかも、ガスの元栓を開けたあとに、ガス漏れの検査や点火確認も行うので、あなたの立ち会いが必要となります。

そのため、入居日からガスを使うためには、そのタイミングに合わせてガス会社のスタッフが訪問して、作業をしてもらえるように予約をしておく必要があるんです!

だからこそ、ガスの契約は「引っ越しの1〜2週間前まで」に済ませておくのが鉄則!

特に引っ越す人が多い繁忙期(3〜4月)は、ガス会社にも作業の予約が殺到するので、早めにガス会社と契約をしておかないと、希望日に予約が取れないことも・・・。

ですので、繁忙期(3〜4月)に引っ越す方は、新居が決まったタイミングで、すぐにガス会社と契約することが大切ですよ。

ヒロセ
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3〜4月はまだまだ寒いので、ガスが使えないとお風呂にも入れません。。。お風呂に入るためにも、ガス会社との契約はお早めに!

なお、ガスの元栓を開けてもらう作業は、大体15〜20分ほどで終わります。

引っ越しで持ってきたガスコンロを、新居でも使うときには、ガス会社のスタッフが安全に使えるかを確認してくれるので、事前にセッティングしておくと良いですよ(セッティングが不安な方はガス会社のスタッフにお願いすればOK)。

ガスコンロは壁に近づけすぎないように

余談ですが、新居にガスコンロを設置する時には、壁のギリギリに設置しないように気をつけてください。また、キッチンスペースのギリギリのサイズのものを選ぶのもNG。

というのも、ガスコンロを壁に近づけすぎると壁を焦がしたり、発火したりする恐れが・・・。

「えっ!?そんなことあるわけないでしょ〜」と思うかもしれませんが、私の友達はガスコンロの火が壁に燃えうつり、軽いボヤ騒ぎになったので(苦笑)

ただ、どうしても壁とガスコンロの間にスペースを作れない場合は、防熱板などで壁を守るなどの工夫をするべきですよ。

ヒロセ
ヒロセ

安心・安全に暮らすためにもガス・ガスコンロの使い方には十分気を付けてくださいね♪

以上がガスの利用開始の手続きをするときに知っておいて欲しいことになります。

繰り返しお伝えしますが、新居でガスを使うには、元栓を開ける作業に立ち会う必要があるので、できるだけ早く契約をすることが大切ですよ♪

このページのおさらい♪

このページではガスの解約・契約の手続き方法を解説しました。いかがでしたでしょうか?

大事なポイントをおさらいすると、、、

  • 引っ越すときにはガスの解約・契約の手続きが必要
  • 解約は既に一人暮らしをしている方のみ
  • ガスを解約するときには、基本的に立ち会いは不要
  • 契約前には、管理会社や大家さんに指定のガス会社がないかを確認!
  • ガス会社との契約は引っ越しの1〜2週間前までに
  • 新居でガスを使うには、ガス会社に元栓を開けてもらわないといけない
  • 元栓を開けてもらう作業には、あなたの立ち会いが必要

このようなポイントを知っておいてください。

電気や水道とは異なり、ガスを使い始めるには、あなたが立ち会いのもと、ガス会社に元栓を開けてもらう必要があります

そのため、入居日からガスを使いたいのであれば、事前にガス会社と契約を済ませておき、入居日に合わせて開栓作業をしに来てもらわなければいけません

特に繁忙期(3〜4月)に引っ越すときには、予約が混み合うので、できるだけ早くガス会社に予約をすることが鉄則!

引っ越しの1〜2週間前までには、ガス会社との契約を済ませておいてくださいね♪

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